片山晋呉、プロアマ日に初めての練習ラウンド
2009年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権
期間:02/25〜03/01 場所:ダブマウンテン(アリゾナ州)
片山晋呉が「マスターズ」覇者を撃破! 昨年のリベンジを果たす
「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」が25日(水)、アリゾナ州マラナにあるザ・リッツ・カールトンGCで開幕した。日本からただ1人出場している片山晋呉は、昨年の「マスターズ」覇者、トレバー・イメルマンと対戦。昨年の初戦もイメルマンと対戦して惜敗を喫した片山だったが、3&2で勝利をもぎ取り、見事に昨年のリベンジを果たした。
スタートホールの1番パー4は、イメルマンがラフからの2打目を直接カップに沈めてイーグル発進。いきなり1UPのリードを許すと、「序盤は完全に向こうの勝ちパターンだった」と、中盤以降も流れを引き寄せられず、11番を終えてイメルマンが2UPのリード。しかし、「何があっても諦めず、腐らず行こうと思っていた」という片山は、「12番で良いのが入って、そこからは経験が無いくらいの怒涛の勢いだった」と、12番のバーディを皮切りに16番まで5連続バーディ! 立て続けに5UPを重ねて一気にイメルマンを逆転した片山は、2ホールを残しての鮮やかな逆転勝利を収めた。
「もう一度対戦するということは、こういう風になっているんですかね?」と、昨年の悔しさを晴らす一戦を振り返った片山。「今日はグリーン周りが抜群でした。昨日で、シーズン中くらいの感覚が戻って来ていました」と、オフでの調整が早くも結果に表れているようだ。次戦の相手は、2006年大会で優勝、2007年大会では準優勝と、マッチプレーに強い世界ランキング8位のジェフ・オギルビー(オーストラリア)。「明日はジェフとだから大変。USオープンチャンピオン(2006年)だし、作戦を練ります」と、表情を引き締めていた。