感情と、自らのゲームをコントロールするタイガー・ウッズ
「プレジデンツカップ」最終日/史上初のプレーオフは、チームを代表してT.ウッズとE.エルスが対決!
米国代表と世界選抜で争われる「プレジデンツカップ」の最終日。出場者全員によるシングル対決が行われた。3.0ポイントを追う米国は前半のマッチを中心に世界選抜を追い上げる。一時は米国がリードしたが世界選抜も意地を見せ16.5ポイントで並び、残るはデービス・ラブIIIとロバート・アレンビーの一試合となった。米国のラブIIIが1アップで迎えた最終18番ロングホール、ラブIIIが3打目のアプローチでまさかのザックリ。このミスでアレンビーが最終ホールを取りマッチはイーブン。17.0ポイントで両チームが並び、プレジデンツカップ初の各チームの代表によるサドンデスのプレーオフとなった。
米国の代表はもちろんタイガー・ウッズ。そして世界選抜は今回の開催地である南アフリカのアーニー・エルスが選ばれた。18番ロング、1番ミドルと両者とも難しいパーパットをともに沈める手に汗握る展開。
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そして3ホール目となる2番のショートホール。エルスはティショットをグリーン右奥に乗せたもの長いパットを残した。一方タイガーもグリーンは捕らえたものの大ショート。うねりの大きい難グリーンのため、さすがのタイガーもファーストパットで寄らず約5~6メートルの長いパットを残してしまった。一方エルスも寄せきれず約3メートルのパーパットを残した。
緊張感あふれる場面でタイガーはパーパットを見事沈めガッツポーズ。暗くなりかけていたグリーン上には無数のフラッシュがたかれた。一方エルスも冷静にパーパットを沈め両者とも譲らず。ここで両チームのキャプテンであるジャック・ニクラスとゲーリー・プレーヤーが協議しサスペンデット。史上稀に見る接戦となった今回のプレジデントカップは引き分けに終わった。
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