感情と、自らのゲームをコントロールするタイガー・ウッズ
今季2人のメジャーチャンピオンの類似点!
「マスターズ」チャンピオンのマイク・ウィアと「全米オープン」チャンピオンのジム・フューリックが同じ1970年5月12日生まれという以外にも似ている点があるかどうか調べてみた。
二人が生まれた日、スポーツ界ではメジャーリーグのアーニー・バンクスが500本目の本塁打を放った。小さなことから見比べると2人の名前の綴りはどちらも8文字。2人ともプロゴルファーになる前に別のスポーツを本格的にやっていた。ウィアはアイスホッケー。いまも地元NHLチームの大ファンだ。フューリックはアメフトに似たミジット・フットボール。いまも地元のNFLピッツバーグ・スティーラーズの大ファンだ。
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また2人ともスウィングにおいて、一般的でない点が指摘されてきた。ウィアはショット前のワッグル、フューリックはアウトサイドインのループを描くスウィング。2人ともゴルフを生涯のスポーツとするか判断する際に、父親が偉大なゴルファーにアドバイスをもらっていることがわかった。ウィアの父はジャック・ニクラスに書簡を送り、息子が引き続き左利きのままプレーしても問題ないかアドバイスをもらった。フューリックの父は、アーノルド・パーマーに息子の一風代わったスイングのことで相談にのってもらっている。
2人がプロ転向したのは1992年。フューリックは初メジャー優勝前に米ツアーで7勝。ウィアーも初メジャー前に米ツアーで5勝、国際試合で2勝の合計7勝を挙げている。2人とが初メジャーを獲得した大会のディフェンディングチャンピオンはタイガー・ウッズ。2人の平均スコアもかなり近く、フューリックが69.13、ウィアは69.35。ウィアの米ツアーでのオールラウンドランキングは4位でフューリックは5位。ウィアには妻と2人の子ども、フューリックにも妻と1人娘、そしてもう1人が間もなく生まれる。
ちなみに2人と同じ1970年5月12日生まれのプレーヤーがもう1人見つかった。スコットランドのアンドリュー・コルタートだ。もしかしたら全英オープンの最有力候補と考えてもいいのかもしれない・・・。