L.ドナルドが再び首位奪還!遼は2ランクダウン/男子ランキング
■ ワールドランキング(2012年度 第17週ランキング)
アメリカ南東部にあるニューオーリンズ開催「チューリッヒクラシック」で念願のツアー初優勝を挙げたジェイソン・ダフナー(35歳)は世界ランクで自己ベストの20位に浮上、前週ランク比10ランクアップとなっている。ダフナーはランキングポイント53点を獲得。プレーオフ2ホール目で惜敗を喫してしまったアーニー・エルス(南アフリカ)は2位の31.20点を加算に成功。エルスは前週の63位から40位と順位を上げて全米オープン出場を濃厚としている。3週間後5月21日発表と6月11日発表の世界ランクで60位以内の選手が、サンフランシスコで開催される全米オープンの出場権を獲得することになる。
「チューリッヒ クラシック」で2打差の単独3位だったルーク・ドナルドが世界ランク1位に返り咲いている。ドナルドが世界ランク1位になったのはこれで通算45週間。ちなみに過去24年間世界ランキングシステムが導入されてから一番長い間トップの座に君臨していたのはタイガー・ウッズで合計623週間、続いてグレッグ・ノーマンの331週間となっている。2位に下がったロリー・マキロイはここ7週間でプレーしたのはマスターズ(40位タイ)のみ。今週のウエルスファーゴ チャンピオンシップには1位のドナルドは欠場となっているが2位マキロイ、3位ウエストウッド、5位メイハン、7位のタイガー・ウッズなどが参戦する。
第53回を迎えた「中日クラウンズ」で優勝したI.J.ジャンは世界ランクで前週比222ランクアップの270位と大幅に順位を上げている。石川遼は6打差の11位タイフィニッシュ。11位タイの世界ランキングポイントは1.62点。石川の最新ランクは57位と前週と比べて2つ順位が下がっている。
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
1位/ルーク・ドナルド(イングランド)/チューリッヒ クラシック 3位/1ランクアップ
2位/ロリー・マキロイ(北アイルランド)/出場せず オープンウィーク/1ランクダウン
3位/リー・ウェストウッド(イングランド)/出場せず オープンウィーク/変動なし
4位/バッバ・ワトソン(アメリカ)/チューリッヒ クラシック 18位/変動なし
5位/ハンター・メイハン(アメリカ)/ 出場せず オープンウィーク/変動なし
6位/スティーブ・ストリッカー(アメリカ)/チューリッヒ クラシック 6位/1ランクアップ
7位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/1ランクアップ
8位/マーティン・カイマー(ドイツ)/出場せず オープンウィーク/2ランクダウン
9位/ジャスティン・ローズ(イングランド)/チューリッヒ クラシック 10位/1ランクアップ
10位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/1ランクダウン
★主な日本人選手は以下の通り
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
石川遼/中日クラウンズ 11位/57位(2ランクダウン)
藤田寛之/中日クラウンズ 36位/72位(変動なし)
谷口徹/中日クラウンズ 予選落ち/97位(5ランクダウン)
池田勇太/中日クラウンズ 予選落ち/116位(6ランクダウン)
小田孔明/中日クラウンズ 43位/120位(4ランクダウン)
平塚哲二/欧州ツアー: 韓国バランタインズ チャンピオンシップ 予選落ち/129位(4ランクダウン)
近藤共弘/中日クラウンズ 11位/133位(1ランクアップ)
片山晋呉/中日クラウンズ 27位/141位(6ランクダウン)
武藤俊憲/中日クラウンズ 予選落ち/147位(4ランクダウン)
久保谷健一/中日クラウンズ 6位/159位(7ランクアップ)
松村道央/中日クラウンズ 32位/178位(6ランクダウン)
高山忠洋/中日クラウンズ 11位/180位(4ランクアップ)
松山英樹(アマチュア)/ポルトガル開催 M・ボナラックトロフィー(ポイント対象外団体試合)/217位(2ランクダウン)
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今田竜二/チューリッヒクラシック 予選落ち/307位(17ランクダウン)
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ツアールーキー
藤本佳則(最終予選会 4位)/出場せず オープンウィーク/659位(2ランクダウン)
川村昌弘(最終予選会 11位)/中日クラウンズ 19位/686位(65ランクアップ)
浅地洋佑(最終予選会 19位)/中日クラウンズ 予選落ち/942位(3ランクダウン)
中西直人(最終予選会 3位)/中日クラウンズ 50位/1257位(68ランクダウン)