遼、責任と自信を携え4度目のマスターズ
2012年 マスターズ
期間:04/05〜04/08 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
パー3コンテストは悪天候に見舞われる
海外メジャー初戦「マスターズ」恒例の「パー3コンテスト」が4日(水)、今年も開幕前日に開催された。オーガスタナショナルGC内にあるパー3コースで、9ホール、パー27で争われ、パドレイグ・ハリントン(北アイルランド)、ジョナサン・バードの2人が優勝した。
本来はトップに選手が並んだ場合、プレーオフが行われるが、この日は午後からの雷雨のため、競技は途中で中止に。ジャック・二クラス、アーノルド・パーマー、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)の“ビッグ3”も後半に登場したが、9ホールをフィニッシュできないまま終了した。
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このコンテストには、初めて開催された1960年大会から続くジンクスがある。イベントを制した選手が、翌日からの本戦で優勝したケースはこれまで一度も無い。それでも最終ホールでバーディを決めたバードは「これまでの選手がどうあれ、パットを決めたかったよ」。ハリントンも「ショットがずっと上手くいって、良いプレーができたね」と笑顔を見せた。
また、マーク・ウィルソンとトーマス・ビヨーン(デンマーク)が、それぞれ4番、9番でホールインワンを決めた。これで同コンテスト史上でのエース達成は通算75回となった。
日本勢は今年も石川遼が出場。ハリントン、そして現在アマチュア世界ランク1位のパトリック・カントレーと同組で回り、4バーディ、1ボギーの「24」で3アンダーをマークした。例年通り、妹の葉子さん、弟の航さんをキャディに起用し、翌日から始まる戦いの前にしてリラックスムードで笑顔を振りまいていた。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)
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