2026年 全英オープン

ロイヤルバークデールでクラレットジャグを掲げた10人の王者たち<前編>

2026年 全英オープン 事前 ピーター・トムソン
ロイヤルバークデールでの1954年大会を制したピーター・トムソン(Getty Images)

1860年に始まった世界最古のトーナメントは16日(木)から、第154回大会がロイヤルバークデールGCで開催される。イングランドの北西部に位置し、大会が10回行われてきた。勝者の証であるクラレットジャグを当地で掲げてきた10人の歴代チャンピオンを紹介する。前編は1954年の初開催から76年大会まで。

<1954年>ピーター・トムソン(オーストラリア)

オーストラリア人として初めて全英オープンで優勝。通算238ストロークで1打差の接戦を制した。当時24歳。バークデールでの優勝は、大会3連覇を飾る始まりに過ぎなかった。トムソンはのちに通算5勝を挙げている。

<1961年>アーノルド・パーマー

前年1960年に「マスターズ」、「全米オープン」を制すも、初出場だった全英は2位。満を持して臨んだ大会だった。第2ラウンドにおいて、誰も見ていないバンカー内でボールが動いたことを申告し、自らにペナルティを科したことは有名な話だ。金曜日のラウンドが延期されるなどの荒天もはねのけ大会初優勝。翌62年にはロイヤルトゥルーンで連覇に成功した。

<1965年>ピーター・トムソン(オーストラリア)

大会初優勝した思い出の地で、5度目の全英制覇を挙げた。最終ラウンドの16番でトニー・レマに首位に並ばれるも、最終盤で振り切った。大会5勝は史上3人目(1983年にトム・ワトソンも達成)となり、6勝しているハリー・バードン(イングランド)に次ぐ記録として残る。

<1971年>リー・トレビノ

2026年 全英オープン 事前 リー・トレビノ
リー・トレビノは記念すべき第100回大会を制した(Getty Images)

好天の下で開催された第100回大会を制したのは、「メリー・ミックス」(陽気なメキシカン)と呼ばれた男(国籍は米国)。「ミスター・リー」と親しまれた呂良煥(台湾)との優勝争いに競り勝って遂げた全英初制覇は、その年の全米オープン、カナダオープンに続く3連勝でもあった。

<1976年>ジョニー・ミラー

米サンフランシスコ出身のミラーは、最終ラウンドで「66」をたたき出して2位に3打差をつける圧勝劇で大会初優勝を果たした。過去3年で2、3位に入っており、念願の頂点でもあった。また当時19歳のセベ・バレステロス(スペイン)がジャック・ニクラスと並ぶ2位に入り、新たなスターが誕生した大会にもなった。

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