2026年 全米オープン

「松山さんの舞台に来ると…」佐藤大平は超難関コースで先輩に最敬礼

2026年 全米オープン 事前 佐藤大平
佐藤大平は32歳にして初メジャー

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(17日)◇シネコックヒルズGC(ニューヨーク州)◇7440yd(パー70)

世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、45歳にして第一線で戦うジャスティン・ローズ(イングランド)…。コースですれ違って「デカいな…」と見上げる選手がどれだけ多いことか。練習ラウンドで一緒になったキム・シウー(韓国)とマイケル・キムには、弾道のねじれ方の違いでPGAツアーのレベルを見せつけられた。佐藤大平は初めてのメジャーで改めて思う。「こうやって松山さんの舞台に来ると、全部が違いますし、改めてすごさを感じますよね」

2026年 全米オープン 事前 佐藤大平
世界のレベルの高さを肌で感じながら

東北福祉大時代の先輩である松山英樹のすごさは理解していたつもり。それでも、日本ツアーへのスポット参戦時に同じフィールドに入った時とはわけが違う。PGAツアーで日常的に競っているライバルたちの姿を自分の目で見て、その中でトップを争うことの重みを実感した。

2026年 全米オープン 事前 佐藤大平
難コースに立ち向かう

シネコックヒルズGCの難しさも想像を軽く超えてきた。比較的ワイドなフェアウェイも風で乾いて硬くなれば、ラフへの突き抜けを警戒して、いまほど広さを感じられないはず。なにより2打目以降がことごとくタフで、不規則な転がりを誘発するポアナ芝のグリーンとも初対戦。難度の高さは人生で回ってきたコースの中でも「断トツです」と即答できる。

2026年 全米オープン 事前 佐藤大平
未知なる大舞台で一歩を踏み出す

その中で戦えるものを必死に探そうとしている。グリーン周り中心の事前チェックはあえて1.5ラウンドにとどめ、練習場で過ごす時間を長くとった。「風が強い中で(長く)コースに出ると、ナチュラル(な状態)が消えていくなっていう方が大きかった」。今季日本ツアーでは8試合で3連続を含む4度のトップ10入りを記録し、好調を自覚している。ゴルフの状態をキープすることに努めるのも、佐藤なりに考え抜いた調整法だ。

「(世界トップクラスの)みんなもそれぞれ初メジャーっていうのはあったと思う。これを経験して、なにかに生きれば」。覚悟を決めて、難コースの高い壁に挑む。(ニューヨーク州サウサンプトン/亀山泰宏)

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