2026年 全米オープン

ライバルも会見に聞き入る メジャー100大会連続出場のアダム・スコット「誇りに思う」

2026年 全米オープン 事前 アダム・スコット
アダム・スコットが偉大な節目を刻む

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(16日)◇シネコックヒルズGC(ニューヨーク州)◇7440yd(パー70)

午前9時にセッティングされたアダム・スコット(オーストラリア)の試合前会見の記者席は、ちょっと違う意味でもにぎやかだった。ジョーダン・スピースアレックス・ノレン(スウェーデン)、ニコライ・ホイゴー(デンマーク)…。今週同じフィールドで争うライバルたちが、45歳の言葉に耳を傾けていた。

2001年「全英オープン」から始まったメジャー連続出場が100大会の節目に到達。146大会連続出場の帝王ことジャック・ニクラスに次ぐ史上2人目の大台に乗せた。ニクラスがホストを務める2週前「ザ・メモリアルトーナメント」では2人で写真も撮ったという。「楽しい経験だった。彼は100大会連続出場をはるかに超えている。僕があと11年も12年もこの大会に出場し続けることは想像もつかないけど、今週の大会には本当にワクワクしている」

続けて会見に臨んだロリー・マキロイ(北アイルランド)も賛辞を惜しまなかった。「本当に信じられないこと。キャリアを通じてメジャー大会に100回出場することだけでも、素晴らしい偉業だと思う」。長年世界トップレベルを維持するマキロイでも40大会連続出場。2015年「全英オープン」前、サッカーに興じて足首を痛めたことが要因だ。「必要なレベルを維持しつつ、けがをしないこと。さまざまな要素がかみ合わなければならない。本当に感銘を受けている」と価値を力説した。

本人は記録を支えた秘訣を「集中力」と語る。「これほど長い間集中力を保ち、前進し続けられたことを、自分自身も誇りに思う。すべての年、すべての週が楽だったわけではないし、自信を保って長い間、その状態を維持し続けるのは簡単なことではないんだ」

2004、18年に続く3度目のシネコックヒルズ挑戦。過去2大会はいずれも予選落ちを喫しているが、「いまの方がずっと準備ができていると感じている」とうなずいた。目標は出場することではなく、2013年「マスターズ」以来のメジャー2勝目。ビッグタイトルにかける情熱は、四半世紀にわたる歩みの中でもずっと変わらない。(ニューヨーク州サウサンプトン/亀山泰宏)

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