石川遼のスイング分析
2010年 アーノルド・パーマーインビテーショナル
期間:03/25〜03/28 場所:ベイヒルGC&ロッジ(フロリダ州)
遼、6番を攻略し昨年の雪辱を晴らす!
米国男子ツアーに挑戦中の石川遼は、今季4戦目となる「アーノルド・パーマーインビテーショナル」の会場、ベイヒルGC&ロッジで練習ラウンドを行った。前週の「トランジションズ選手権」で予選落ちとなったため、ベイヒルのあるオーランドには土曜日に移動。そして日曜日から練習ラウンドを開始した。
月曜日はプロアマが行われ、そのメンバーに入らなかった石川は、15時以降でなければコースに出ることができなかった。そのため、コースへは13時に入りドライビングレンジに向かった。そして15時に10番のティグラウンドに立ち、エドアルド・モリナリと9ホールの練習ラウンドを行った。
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ラウンドを終えた石川は「ところどころバンカーが新設されていたり、距離が長くなっていたことに戸惑った」と話す。ただし、距離が長くなってパー70からパー72に変更になったことには「トータルのスコアは変わりませんが、自分はバーディを奪うことで勢いに乗るタイプなので、バーディの可能性が増えるという意味では嬉しいです。スコアを伸ばして予選を通過したい」と、昨年は予選落ちに終わっているだけに、今年は4日間戦うことが目標となる。
コースの攻略としては「なんとか6番を攻略したいです」とリベンジを誓う。その6番とは、昨年の初日にティショットを池に入れ、グリーンを狙った4打目、そして6打目も池に入れてしまい、パー5で「9」というスコアを叩いてしまった思い出のホールのこと。2日目にはパーセーブをしたが、今でもその時の悔しさが忘れられない。
ハーフラウンドと軽めの調整を終えた石川は「明日は18ホールラウンドします」と元気に話しながら、車に乗り込みコースを後にした。