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ライダーカップ/欧州主将ランガー、「強さ証明できた!」

バージン・アトランティック航空の特別機に乗り、ロンドンのヒースロウ空港に到着したライダーカップ優勝チームの欧州選抜メンバーと優勝カップを出迎えたのは大勢のマスコミ。空港内で開かれた記者会見ではまずシャンパンが選手達に振舞われ、乾杯からスタートした。

ベルンハルト・ランガー
「飛行機の中で、日曜日のイギリス紙を読みました。アメリカ勢が大逆転する可能性もあると書いてあったけど、結果は違った。アメリカ勢も必死に頑張ったのでしょうが、我々は金曜日も、土曜日もそして日曜日のシングル戦もすべて勝ったのです。いかに欧州選抜が強いチームであるか証明できました」

コリン・モンゴメリー
「我々の目標は持っていった優勝カップと共に帰還することだった。それが最大の目標だったのです」

ベルンハルト・ランガー
「練習日に選手達は時間をとってサインをしたりファンサービスをしてくれました。おかげでファンの皆さんに欧州選抜を好きになってもらえたと思う。アウェイの試合でありながら、ファンを味方に付けられた。結果、試合中でもアメリカ勢にヤジがとんで、我々に声援を送ってくれた場面もありました」

次回大会はハリントンの母国アイルランド!

見事に18.5対9.5の圧勝でライダーカップ連覇を遂げた欧州選抜チーム。その優勝の立役者の1人でもあり、欧州選抜では最も世界ランキングが高いパドレイグ・ハリントンの故郷、アイルランドが次回2006年大会の開催地となる。2002年大会のウィニングパットを決めたポール・マギンリーの故郷でもある。今まではアメリカ、イギリス、スコットランド、スペインでのみ開催されてきたがアイルランドでライダーカップが開催されるのは初めてのこと。

ポール・マギンリー
「次回のライダーカップが母国アイルランドで開催されることを心から喜んでいます。素晴らしい大会になると思う。母国で開催できるなんて素晴らしい名誉です。僕やパドレイグではなく、いままでアイルランドのゴルフ界を引っ張ってきた先輩たちのおけげです」

パドレイグ・ハリントン
「1985年大会以降の欧州選抜の活躍が今のライダーカップを作り上げました。1999年大会にはやっと欧州とアメリカが互角の戦いとなりました。ライダーカップにおいて欧州勢が対等に扱われるようになってきたのは彼らが積み上げてきた努力のおかげなんです」

ジョン・ドノヒュー(アイルランド芸術・スポーツ・観光大臣)
「アイルランドではゴルフは最も人気のスポーツです。ですからライダーカップ開催には国をあげて取り組みます。400以上ものコースを保有するアイルランドですが、人口に対してのコース保有率では世界No.1です。さらに世界中の最高峰のリンクスコースの30%がアイルランドにあるんです。まさにゴルフ国家といえます」

◇今後の開催コース◇
2006年:「ザ・Kクラブ」 アイルランド/ダブリン
2008年:「ヴァルハラGC」 ケンタッキー州ルイスビル
2010年:「セルティック・マナー」 サウス・ウェールズ/シティ・オブ・ニューポート
2012年:「メダイナCC」 イリノイ州メダイナ
2014年:「グレンイーグルス」 スコットランド/パースショア
2016年:「ヘーゼルティン・ナショナルGC」 ミネソタ州チャスカ

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