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パーマー主催「歴代全米アマ覇者」チャリティー、6億円の寄付金集めた!

1954年8月28日、当時24歳のアーノルド・パーマーが「全米アマチュア選手権」を優勝。パーマーはプロ人生を振り返り、全米アマの優勝が人生を変えた「ターニングポイント」(分岐点)だったと語る。

パーマーの人生を変えたゴルフというスポーツ、そしてゴルフが与えてくれたすべてのことに感謝する意味でパーマーの主催で開催された「ターニングポイント・インビテーショナル」。50年経った2004年8月28日、パーマーが「全米アマ」を勝ったミシガン州にある「カントリークラブ・オブ・デトロイト」に25人を超える全米アマチャンピオン達を集めて、盛大な御祝いイベントを開いた。パーマーの呼びかけに応じて集まった全米アマチャンピオンたちの中には、1998年チャンピオンのハンク・キーニー、1990年のフィル・ミケルソンらの姿もあった。

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ハンク・キーニー
「全米アマの過去の優勝者として、またパーマー氏のゴルフ界への貢献を考えても、参加できて光栄です。何があっても参加すべきイベントだと思ったんです。それにこれだけの全米アマ優勝者が一同に会するチャンスはありませんでしたからね。そんな素晴らしいチャンスに参加できて光栄です」

フィル・ミケルソン
「パーマーがゴルフを通じて教えてくれた素晴らしいことの数々に感謝するチャンスだと思ったので参加しました。50年前にパーマーが全米アマに勝っていなかったら、現在のゴルフ界はなかったかもしれない・・・。プロゴルフというスポーツはここまで発展を遂げられていなかったかもしれませんよ」

実はこのパーマーを称える素晴らしいイベントを発案したのは地元小学校の校長先生だった。

クラーク・デュラント(校長兼創立者)
「子供達のためにもっと何かしたくて、チャリティ集めを考えていたんだ。そんな話をしながらゴルフをしていたら、一緒にプレーしていた友人に、『クラーク君のキャップの後ろにヒントがあったよ』って言われた。キャップの後ろには『1954年8月28日全米アマ最終日』って刺繍が入ってたんだ。その刺繍を見てパーマーなら、きっと協力してくれると思ったんだ」

結果、今回の「ターニングポイント・インビテーショナル」に参戦した選手は誰ひとり参加費など受け取らず大会を支援。600万ドル(約6億6千万円)の寄付金を集め大成功に終わった。

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