ジョン・ラームがLIVゴルフ離脱表明 欧州ツアー経由でPGAツアー復帰?
2021年「全米オープン」、23年「マスターズ」覇者で元世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)がLIVゴルフを離脱すると7日、ラームの代理人弁護士が発表した。複数の海外メディアが報じた。
Yahoo!スポーツによると代理人のジョン・ベック氏は、ラームが「『LIV 2.0』の提案された条件を検討したが、受け入れがたいと判断し、今後は参加しない」と発表した。サウジアラビア政府系ファンドPIFからの資金提供が停止されたLIVは9月8日に米国連邦破産法第11章に基づく破産保護を申請し、2027年から「LIV2.0」として再始動する動きを見せている。24年からLIVに参戦して通算4勝を挙げ、3年連続の年間王者となったラームの離脱は大きな痛手となる。
ただ、ラームの次の戦いの場は依然流動的。ベック氏は、LIVからの賞金未払いが750万ドル(約11億8500万円/1ドル158円換算)あるラームとLIVが契約解除の合意に向けて協議中であることを示唆し、ゴルフダイジェストは両者が近日中に離脱に合意するとしている。ただし、ラームの“古巣”であるPGAツアー(米ツアー)のブライアン・ロラップCEOはLIVの契約選手について今年1月に行ったようなエリート選手に対する「リターニングメンバープログラム」のような復帰措置はないと公言しており、ラームはLIVの法的拘束力から解放されれば、LIVを離脱して今季のDPワールドツアー(欧州ツアー)で米ツアー出場権(有資格者を除く年間ポイントランク上位10人)を手にした2018年「マスターズ」覇者パトリック・リードと同じルートを目指す可能性が高い。
LIVからはリードのほか、特例措置で米ツアーに復帰したメジャー5勝のブルックス・ケプカら主力選手が離脱。LIVの賞金未払いが570万ドル(約9億60万円)に上るメジャー2勝のブライソン・デシャンボーの動向も注目を集めている。