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タイガー、ビジェイ不在もビッグネームが揃う「ジ・インターナショナル」

メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」を翌週に控え、多くのビッグネームがオフを取る中、アーニー・エルスは「ジ・インターナショナル」に参戦する。今季メジャー3戦では、どれも優勝に手が届きそうになりつつも逃してしまっている。特に全英での72ホール目のパットが未だに「痛み」として残っているという。

アーニー・エルス
「ここ数週間はゴルフから離れて家族と過したかったんだ。メジャーを逃したあのパットについては何度も思い出してはやりきれない想いになった。でもどんなにメジャー4勝目に近づいたといっても、結果的には勝てなかった。もう悩んでも仕方がないことだ。まだ辛い気持ちは残っているけど、でも前に進まなければならないから」

参戦選手の中でトップランクのエルスに続くのが世界ランク5位で、ディフェンディング・チャンピオンのデービス・ラブIIIだ。

デービス・ラブIII
「メジャー前週だから、タイガーやビジェイ、ミケルソンといったビッグネームが参戦を見送るのは仕方がない。理解できるよ。別にトーナメントの規模が小さいわけじゃないし、単にスケジュールの問題だろう。さらにメジャー前週にプレーするにはここは厳しいコースだから。前週に精根尽き果ててしまうわけにはいかないと判断するのもわかるよ。でも十分に素晴らしいプレーヤーたちが参戦するから、良い試合になると思う」

注目の選手としては、「全英オープン」優勝以来、マスコミ対応やファンサービスなど多忙なスケジュールで試合から離れていたトッド・ハミルトンが久々の参戦となる。

トッド・ハミルトン
「自宅宛てに届いたボールやら雑誌にサインをずっとしていたよ。地元のコースに出ても、前は挨拶程度だった人たちが、サインしたり握手したり、5分、10分は最低でも立ち話しする状態。本当に忙しくて困ってしまっているけど、嬉しい悲鳴だね」

そして全英を棄権したため、「全米オープン」での予選落ち以来の試合となるデビッド・デュバルが元気な姿を見せた。

デビッド・デュバル
「とりあえず、僕はいま参加したい大会に参加し、一緒にいたい人たちといる。そんな状態から始めています。ツアー生活のホテル暮らしや外食は恋しいとは思わないけど、やはり試合の緊張感などは恋しいからね。ただ、それらを取り戻すにはまず自分で犠牲にしなければいけないものがある。どこまで犠牲をしてでもまたツアー生活に戻るか・・・しっかり考えていかなければと思っています」

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