今季2勝目を狙うカプルスが首位!賞金王争いが激化!
ハル・サットンが解説者に!
2004年ライダーカップの米国キャプテンという大きな責任を背負っているハル・サットン。責務も重い上に失敗すれば厳しい批判が待ち受ける仕事だ。そんなハル・サットンが、先週のFBRオープンで、またしても何かと批判の的になりやすい“解説”という仕事をはじめた。プレーヤーが解説者になった中で、最も厳しい評価が与えられているのがジョニー・ミラー。解説中、選手のプレーを批判したため、多くの同僚から嫌われてしまった。
ハル・サットン
「尊敬する解説者は大勢いますが、残念ながらジョニー・ミラーのようにはなりたくないですし、彼のような要素はありません。とくに私は、今年ライダーカップ米国キャプテンという大事な仕事があります。そんな中で自分のチームメイトとなるであろう一流選手達を批判するわけがない」
マーク・ローミス(ABCスポーツ・共同プロデューサー)
「彼はゴルフ界で充分な活躍をしてきて、PGAツアーのことも選手達のことも本当に良く知っています。また彼はとても正直な性格ですし、はっきり物事をいいます。解説者としての彼の能力を疑う人はいないでしょう」
ジーン・サラゼン、バイロン・ネルソン、ジミー・デメリット、ケン・ベンチューリ、ジャック・ニクラス、トム・ワイスコフ、リー・トレビノ、ラニー・ワドキンス、カーティス・ストレンジなどプレーヤーでありながら解説の仕事についた選手は数多い。この素晴らしいリストに、ハル・サットンがついに加わった。現在ABCスポーツのメイン解説者はカーチス・ストレンジだが、来年からはチャンピオンズツアー入りが予定されている。そこで優秀な後釜を先に育てておこうというABCスポーツの考えなのか、ハル・サットンは今シーズン9試合の解説を担当する。もちろん、20試合近くに自らも参戦しつつ、ライダーカップのキャプテン業もこなすというかなり多忙な一年になりそうだ。