ベイヒルインビテーショナル

月曜日に降り続いた雨で地面は湿っており、また水曜日にも大雨が予報されているため、コースは全般的にソフト。しかしラ フが深くなっているため、難易度は増していると思われる。タイガー・ウッズ、ビジェイ・シン、アーニー・エルスをはじめ 、世界ランキング上位12名中の9名が参戦。賞金総額は500万ドル、優勝賞金は90万ドル。過去3年間、優勝者と2位選手の差は 平均7打で、圧勝パターンが多いとされる大会。また今までのベイヒルの歴史で、アメリカ出身でない選手による優勝はエル スが1998年に勝った時のみ。

もし、エルスまたはビジェイが優勝し、タイガーが3位以下となった場合は、世界ゴルフランキング1位の座が入れ替わる。し かし、タイガーは「ベイヒルインビテーショナル」との相性は抜群。「ベイヒル」で4勝を挙げているタイガーは、過去20ラ ウンドでの平均スコアが68.7。そして今季すでに2勝しているのを踏まえれば、エルスとビジェイのチャンスはかなり低いと アナリストたちは分析している。

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その一方、先々週の「フォード選手権」でのタイガーVSミケルソンのような白熱した戦いが見れるのではないかと、ゴルフフ ァンは多いに期待している。

タイガー・ウッズ
「僕らもトップ選手がみんな集まって、接戦を繰り広げられたら楽しいと思っているよ。ただ、僕らが全員同じ大会に出るこ とはあまりないし、さらにその少ないチャンスの中で、全員が一番よい状態でプレーするかどうかとなると、もっと可能性が 低い。全員がトップコンディションで参戦できるとは限らないからね。

「でも、優勝争いに期待通りの面々が揃えばファンは喜んでくれるんだろうな。でも、僕はファンじゃない。僕は選手だ。だ から他の誰が参戦していようが、どんな好プレーをしようが、関係ないんだ。僕の関心は自分が勝つこと、それだけ。全身全 霊で優勝を取りに行くよ。それは、ビジェイもアーニーも同じだと思うよ。どんなスポーツでも同じだよね」