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2024年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

松山英樹は「心が痛んだ」締めくくり 7年ぶり初日4オーバー

◇メジャー第1戦◇マスターズ 初日(11日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555 yd(パー72)

3年ぶりの大会制覇をかけた初日は、普段と異なるルーティンでスタートした。松山英樹にとって13度目の出場。スタートの1時間半前にはパッティング練習をスタートするのが習慣だが、この日は少し遅めの到着。リラックスした雰囲気を漂わせつつ、練習場ではいつも以上に力強いボールを打ち続けた。

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「もう1回その場所に戻れるように頑張りたい」と3年ぶりの頂点を目指す今年は、強い思いとは裏腹に最初のバーディが来るまで長かった。出だしの1番からドライバーショットを右の深いバンカーに入れると、2打目はグリーンの傾斜で手前にこぼれ、3打目を寄せてパーセーブ。2番(パー5)も2打目をガードバンカーに入れてバーディを獲れず、6番(パー3)は3パットでボギーが先行した。

2オーバーで折り返した後半は、13番(パー5)の2打目がグリーン右の小川に落ちてボギー。16番(パー3)はピン手前2mにつけるショットでようやく最初のバーディを獲ったが、17番からの連続ボギーで後退した。18番では吹き荒れる強風で何度もパッティングの仕切りなおしを強いられ、1mほどのパーパットが入らず。1バーディ、5ボギーの「76」と、4オーバー暫定75位で初日を終えた。

初日において、「76」は2017年の第1ラウンド以来となる自己2番目のワーストスコア。同年は54位で大会を滑り出し、2日目を「70」で回って16位に浮上、最終日「67」で11位まで順位を上げた。

「18番でボギーを打ってしまったのは心が痛んでいましたけど、あしたで終わらないように。あした、いいプレーをすることが大事だと思う」。まずは、週末の戦いを目指して2日目に臨む。(ジョージア州オーガスタ/谷口愛純)

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