<米男子初日>久常涼が3打差14位発進 蝉川泰果54位
カブレラのマスターズ出場は「ビザ次第」 元妻らへの暴行罪で服役2年半
オーガスタナショナルGCのチェアマン、フレッド・リドリー氏は18日、元妻らへの暴行罪により収監されていたアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の今年度以降の「マスターズ」(4月11日から)出場は本人の米国ビザ取得次第という見解を示した。
2009年にマスターズを制し、歴代王者として生涯の出場資格を持つカブレラは21年に家庭内暴力などで有罪判決を受けた。さらに22年には別の女性への暴行罪も認められ、昨年8月に仮釈放されるまでブラジルとアルゼンチンで2年半のあいだ服役していた。
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54歳は2月にモロッコでの米国シニアツアー「ハッサンIIトロフィ」で実戦復帰を予定しているが、米国入国には新たなビザ取得が必要になる。「ラテンアメリカアマチュア選手権」が開催されているパナマ訪問中のリドリー・チェアマンは「アンヘルは我々の偉大なチャンピオンのひとり。ご存じのようにここ2年は法的な問題でマスターズに出場できなかった。現在は米国に入れない。問題が解決されれば、もちろん彼を歓迎する」と話した。
ゴルフウィーク電子版によると、カブレラは1月に切れるビザの再取得を目指してアルゼンチンの米国大使館と交渉中。PGAツアー・チャンピオンズのミラー・ビレイディ会長は「彼は約3年間の収監中、自分を振り返る時間を過ごした」と語り、ツアー復帰を認めている。
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