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首位はオレ…じゃない!堀川未来夢が2位発進 海外記者は大混乱?

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 初日(19日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)◇晴れ(観客 5156人)

堀川未来夢がリーダーボードを確認すると、一番上には自分の名前があった…と思った。しかし、よくよく見ると英語の頭文字が“H”ではなく“M”と表示されている。首位に立つのはミクム・ホリカワではなく、コリン・モリカワだった。「ややこしい…」。とはいえ5アンダーの2位発進は十分に胸を張れる結果だ。

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好スタートを切れた要因は、“別人級”のスイング大改造にある。前週の「日本オープン」最終日では、あまりの不調っぷりに一度も1Wを握ることができなかった。得意とするフェアウェイウッドでのスティンガーショットのような感覚で1Wを振ることを理想に、今週改革を開始した。「去年はドライバーを打つのも(1)日に2、3球とかだったけれど、最近は40、50球打っている」と練習量は“25倍”にも膨れ上がった。

シーズン真っ只中の一大決心が功を奏し、大会初日は「すごく満足なゴルフ」ができた。ティショットが左に乱れ、セカンドが木に当たるなどした最終18番(パー5)以外にはピンチらしいピンチもなし。重視したフェアウェイキープ率は84.62%(11/13)で全体2位、パーオン率は6位の83.3%(15/18)を記録した。猛特訓したショットにも「自分の感覚としてはとても良い傾向」と満足気だ。

勝てば一気にPGAツアーへの参戦資格を得られるが、「優勝とかそういうのは、まだ自分はそのレベルではないと思っている」。一方で、当コース開催の今大会への出場が3度目ともなれば、臆することもない。「考えてやれば(自分にも)チャンスはある。もちろんレベルの高いフィールドだけど、手の届かないところではないんじゃないか」

大会後のインタビューで堀川をインタビューしていた海外記者は、堀川とモリカワのほかに蝉川泰果の名前も挙げ、「ソー・メニー・カワ!(So many KAWA)」と似た名前の多さに驚いていた。「モリカワは有名。ホリカワは有名デスカ?」という質問に、「今週で有名になれるように頑張ります」と回答。“○○カワ”の覇権を狙う。(千葉県印西市/合田拓斗)

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