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「僕はゴルフ場にいちゃいけない」 中島啓太は“例年通りの緊張”で悔しい67位

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 初日(19日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)◇晴れ(観客 5156人)

前年大会を日本勢最上位の12位で終えた中島啓太の初日は悔しい結果となった。3バーディ4ボギー1ダブルボギーの3オーバー「73」で67位タイ。予選カットなしの大会で巻き返しを狙う。

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3年連続3度目の出場でも、賞金ランク2位の称号があっても、「緊張感」は変わらない。目標の米ツアーを主戦場とする選手たちと並び、会場に集まったファンの熱い視線を受けながらのプレーには力みがあった。1番のティショットを林に入れてボギースタート。2、8番でバーディを奪いアンダーパーとしたのも束の間、9番で痛恨の3パットダブルボギーを喫した。

2日目以降の改善点には、第一にショットを挙げる。「ティショットがなかなか安定しなくて、ラフや林に入れてしまうことが多かった。まずはティショットをしっかりFWに置くところから修正していきたい」。初出場だった2021年大会の初日スコアはこの日と同じ「73」。そこから粘り強く戦い、最終的には28位まで順位を上げた。今年もまだ勝機はある。

ホールアウト後の中島は鼻をすすり、若干目も充血気味だった。体調不良を心配されると、「アレルギーですね」。元々の体質のため集中力が阻害されることはないそうだが、シバ、ブタクサ、マツ、カスミ、ヒノキすべてNGというから驚きだ。「僕はゴルフ場にいちゃいけないんです」と笑う。しかしもっと驚きなのは、その体質で季節を問わず、何度も優勝争いを繰り広げてきたこと。ある意味いつも通りの状態で残りの3日も戦い抜く。(千葉県印西市/合田拓斗)

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