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2023年 ジェネシス スコットランドオープン
期間:07/13〜07/16 場所:ルネサンスクラブ(スコットランド)

困惑のPGAツアー選手はトップへの不信感募らせる LIVの和解案内容に

◇欧米共催◇ジェネシス スコットランドオープン 事前情報(12日)◇ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70)

11日の米議会小委員会の公聴会で明らかになったPGAツアーとLIVゴルフの和解案について、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーらトップ選手が戸惑いの色を見せた。健康上の理由で職務を離れ、17日に復帰するツアーのジェイ・モナハン・コミッショナーへの不信感も募っている。

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ツアーのロン・プライス最高執行責任者(COO)とジミー・ダン理事が出席した公聴会では、統合に向けたLIV側の驚きの提案が文書で公開された。タイガー・ウッズロリー・マキロイ(北アイルランド)の新リーグ参加、サウジアラビア政府系ファンドPIF(パブリック・インベストメント・ファンド)の最高責任者ヤシール・アル・ルマイヤン氏へのゴルフ界における“特権”付与などが盛り込まれた内容。ツアーの選手も困惑する話が多く含まれていた。

シェフラーは「ジェネシス スコットランドオープン」の前日会見で、「私たちがきのう学ぶべきものは何ひとつなかった。ツアーの選手のひとりとして、事がどう進んでいるのか、依然としてはっきりしていない。それが少し心配だ。彼らは選手による組織だと話しているが、僕たちには必要としている情報が与えられていない」と不満を口にした。

選手の同意がないまま統合への動きが進んだことについて、ジョーダン・スピースも疑問の表情を浮かべた。「(ツアーは)会員組織であり、任意の理事会は選手の利益を考えなくてはいけない。選手理事や他の理事メンバーを巻き込むことなく、決定されたことが正しいとは思えない」と、一部の幹部による秘密裏の交渉に納得がいかない。

スピースはモナハン氏が選手との信頼関係を修復する必要性について「選手たちと話している限りでは、かなりあるはず。彼も分かっているはずだし、プランを準備していると思う」とコメント。前年王者として大会に臨むザンダー・シャウフェレも「戻ってきたら彼には答えなくてはいけないタフな質問が多くある。僕は簡単に人を信用しないが、彼への信頼度は高かった。でも、いまは薄れている」と語った。

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