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PGAビッグ5時代の終焉!『2強時代』が到来か!?

ジム・フューリックが「ワコビア・チャンピオンシップ」で優勝。世界ゴルフランキングで5位入りし、6シーズンぶりにアーニー・エルスがトップ5から脱落した。そのエルスを含む”ビッグ5”の時代はもう終わってしまったのでだろうか?

この数年間PGAツア-では、ビッグ5、つまり、タイガー・ウッズフィル・ミケルソンビジェイ・シンアーニー・エルス、そして、レティーフ・グ-センの5強時代と云われた。

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しかし、5人のうち3人がしばらく優勝から遠ざかり、もはやビッグ5(ファイブ)と呼べなくなっているかも知れない。グ-セン、ビジェイ、エルスが、今年まだ優勝がないのに対し、タイガーとミケルソンは共に今シーズン2勝。父親を亡くしたタイガーが戦列を離れている一方、ミケルソンは現在、ツアーの賞金ランク、平均ストローク、パーオン率、そして、平均パット数でトップに君臨している。それでもミケルソンは、ショットの調子がいまひとつとの理由で今週はオフを取り、来月の「全米オープン」に向けて調整を図っている。

フィル・ミケルソン
「先週はショットがさっぱりでした。久しぶりに酷かったと思いますが、それでも何とかパーでまとめる我慢のゴルフができました。昨日練習したことで、ショットは良くなりつつありますけどね」

一方、久々の優勝を目指すビジェイは、3月の「プレーヤーズ選手権」以来、スイングの調整に力を注ぎ、練習場で過ごす時間がさらに増えている。

ビジェイ・シン
「欠点を直すために努力していますが、徐々に成果が現れ、もう少しで理想のスイングになると感じています。あとは、自分のスイングを信じてプレーすることが課題です。スイングは迷いが出たときに乱れるものですから、信じてショットを打つことが大切です。ターゲットを決めたら、迷わず、そして、恐れずに打つだけです。調子は良くなっていますし、いいプレーができれば、結果は自ずからついてきます。あせって優勝を狙うのではなく、自然体でプレーすることがカギですね」

南アフリカ勢ふたりも、本調子まであと一歩。グ-センは優勝こそないものの、今シ-ズンは8試合中4試合でトップ5入り。エルスは、去年、手術を受けた膝をかばいながらプレーし、オフの多いゆとりのあるスケジュ-ル調整を行っているが、それでも早くきっかけをつかみたいと願っている。

アーニー・エルス
「スロースタートのシーズンとなってしまったので、何とか弾みをつけたいと思います。いいプレーをミスで帳消しにするゴルフが続いていますが、「全米オープン」までに全てがうまく噛み合うようにしないといけません。私は何事に対しても辛抱強さにかけては自信がありますが、そろそろエンジンをかけないとダメですね」

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