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2023年 全米プロゴルフ選手権
期間:05/18〜05/21 場所:オークヒルCC(ニューヨーク州)

星野陸也と比嘉一貴は雨のムービングデーに失速「僕の現在地」

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 3日目(20日)◇オークヒルCC(ニューヨーク州)◇7394yd(パー70)

カットライン上の5オーバー59位で予選ラウンドを通過した星野陸也比嘉一貴はともに後退した。雨によるコースコンディションの変化に対応できず、それぞれ10オーバー67位と12オーバー74位で最終ラウンドを迎える。

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つばから雫が垂れてきたキャップを、星野はラウンド中に取り替えた。前日まで硬かったフェアウェイは水分をめいっぱい含んでソフトに。「きょうはティイングエリアでも逆目と順目の(エリアによって違う)影響があったぐらい。逆目の方でティアップしたら思いきり(ヘッドが)引っかかった」と振り返るほどの変わりようだったという。

序盤4番までに3ボギー。残り230ydからの2打目でピン右7mをとらえた6番までの2連続バーディも後半につながらなかった。さらに2つボギーをたたき、最終18番のダブルボギーで「75」。ラフから刻んだ後の3打目でウェッジがフェアウェイに突き刺さり、ボールは力なくグリーン手前のバンカーへ。「ジャッジミスがあった。最終ホールも軟らかくなっていて、(ヘッドが)深く入ってしまって」と悔やんだ。

初めてメジャーのムービングデーに臨んだ比嘉は、「ティショットは3日間で一番良かった」にもかかわらず、5ボギー1ダブルボギーで「77」。出だし1番は1Wショットが左サイドのフェアウェイバンカーの縁にくっつき、後半15番(パー3)も第1打で1yd足りず手前のバンカーに入るなど、運にも見放された。

「雨のせいにしていては、そこまで。ショットが不調でないのに、この状況に対応できなかったのが、僕の現在地」。2サムの相手だったPGAツアー選手のパトリック・ロジャースは「72」とスコアを落としながら順位を52位に上げたことを考えれば、「そういう対応力の差なのかなと思います」と潔く受け止められる。

残り105ydの3打目をピンそば1.5mにつけて、パーを拾った18番を最終日への希望にする。「最後のパッティングはきょう一番いいストロークだった」。下位スタートの日曜日にもつかめるモノがある。(ニューヨーク州ロチェスター/桂川洋一)

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