2年ぶりのグリーンジャケットへ

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(5日)◇オーガスタナショナルGC（ジョージア州）◇7545yd（パー72）

2021年大会の歓喜から2年ぶりの「マスターズ」制覇へ、松山英樹は開幕前日にインコース9ホールをチェックして最終調整を行った。

＜＜　下に続く　＞＞

• 【画像】オーガスタから直送！ 撮れ立てマスターズフォトギャラリー

グリーン周りを入念に

強い日差しで気温も上がったコンディションの中、今週に入って初めてアーメンコーナーをプレー。ティイングエリアが後ろに下がり、昨年に比べて35yd長い545yd設定で行われる13番（パー5）は少しフォローの風が吹く状況での下見となった。1Wを力強く振ってフェアウェイを捉え、残り220～230ydほどのエリアまで飛ばした。セカンドはロングアイアンを握ってグリーン左手前への2オンに成功し、早くもパトロンを沸かせた。

連日経験を伝えている

前日に続く比嘉一貴との練習ラウンドは、グリーン周りに入ってから特に時間をかけている印象。過去2週も同じPGAツアーの会場で過ごしてきた東北福祉大の後輩との活発なやり取りも目立つ。「一貴とか、金谷（拓実）もそうですけど、（メジャーなどで米国へ）来てくれたら、また違った感じになるんじゃないかな」と話すように、貪欲な姿勢はウェルカムだ。

16番の水切りショットはそろって失敗も笑顔

16番（パー3）では練習日恒例の水切りショットにも挑戦。比嘉と並んでのトライは2球とも成功とはいかなかったものの、終始程よいリラックスムードが漂った。

ホーガンブリッジの前でセルフィー

10年連続12度目のマスターズは、6日午前10時54分（日本時間午後11時54分）にスタートする。（ジョージア州オーガスタ／亀山泰宏）