「ソニーオープンinハワイ」最終スコア
2023年 ソニーオープンinハワイ
期間:01/12〜01/15 場所:ワイアラエCC(ハワイ州)
「最終日まで体が持って良かった」 松山英樹は首の痛みを再び懸念
◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 最終日(15日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)
昨年から続く体の痛みは快方へ向かっているように見えたが、最終日は顔をゆがめるシーンが目立った。昨年3月の「アーノルド・パーマー招待」の際に首から肩甲骨にかけて発症し、その後、痛みは出たり、引いたりを繰り返してきた。
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2週続けて4日間のラウンドをしたのは3カ月ぶり。今大会の第2ラウンド終了後に体の心配を口にした以外、試合に入ってから痛みを訴えることはなかった。左手首にテーピングを巻いてスタートした最終日は前半3番で、バーディを先行した。
6番では、ティショットのフィニッシュで手を放す場面も。8番では、ピン奥4.5mのバーディパットを外して首をかしげた。ハワイらしいスコールに見舞われた9番(パー5)は1Wショットを左バンカーに入れて、3オン3パットのボギーを喫した。
ティショットを右に曲げた13番、セカンドショットは木にかかる位置で前に出すだけ。奥ラフからの4打目でグリーンに乗せ、2パットのダブルボギーとなった。
ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ大会で「いい部分と悪い部分がはっきりした」と収穫はあった。「ショットはプレー(スコア)を伸ばせるぐらいにまで(精度を上げて)できたのは良かった。去年とも違う感じ」とする一方、4日間のストローク・ゲインド・パッティング(パットのスコア貢献度)は「-5.006」と振るわず、「オフでしっかりいい感じに仕上がったと思ったんですけど、この2週間ダメだったので、もうちょっと何をすればいいのか考えたい」と見直し事項に掲げた。
「きのうは(痛みが出ず)良かったけど、思うようにはすぐには良くならないという感じ。2週間やって、最終日まで体が持ったのは良かった。休んで、いい状態に戻せるようにしたい」。次週は試合に出ず、体のケアに専念する予定だ。(ハワイ州ホノルル/石井操)