賞金王のT.レーマンが開幕戦初日から首位タイ発進
上位選手にインタビュー!/ザ・ホンダクラシック初日
PGAナショナルは厳しいコンディションに見舞われ、初日を終えた現在、予想カットラインは3オーバーとなっている。強風が吹き荒れた中、無名のチャーリー・ウィが5アンダーをマークしてトップに立ったことは、驚異的とも言える。一方、ロバート・アレンビーとベルンハルト・ランガーのベテラン2人は、経験をフルに活かして上位につけている。
ロバート・アレンビー
「今日のプレーには満足です。まだあと3日残っていますから、油断できませんけどね。ショットもパットも好調なので、先のことは考えず、一日一日を大切にしてプレーに集中するつもりです。2006年まで不振のどん底にいたので、今年こそ良い年になると思っていましたが、やっと全てがうまく噛み合うようになり、それが結果に表れるようになりました。これからが楽しみですね」
ベルンハルト・ランガー
「とても難しいコンディションでした。風がなければ7アンダーや8アンダーをマークできるでしょう。コース・セッティングはフェアですが、風が強いとタフですね」
記者
「87年の“全米プロゴルフ選手権”が行われた時と比べてどうですか?」
ベルンハルト・ランガー
「はるかに難しいコースになったと思います。87年も簡単ではありませんでしたが、あれから距離がかなり伸びましたね。私達の飛距離も伸びたとは言っても、今日は“全米プロゴルフ選手権”の時は考えられなかったほど長いクラブでグリーンを狙ったことがありました。20年前よりもウッドを使ったと思いますよ」
チャーリー・ウィ
「月曜日と火曜日の練習がうまくいき、ショットがあまりにも良かったので、水曜日はボールを全く打ちませんでした。まだ初日が終わっただけとはいえ、ショットに自信があるので、残り3日間が楽しみです。優勝するためには、常に上位につけなければいけません。トップから離されない限り、落ち着いてプレーできますからね。最初の何回かはトップ争いをしても苦しいものですが、それは成長する上で当然だと思っています。私達はその苦しみを克服して優勝するために、必死に練習しています。今日、トップに立てて嬉しいですね。明日はスタートの時、少し緊張すると思いますが、競技では当たり前のことですし、明日からの挑戦が楽しみです