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「メジャーを特別視しないこと」 コリン・モリカワが中島啓太にアドバイス

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 初日(13日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

世界ランキング9位のコリン・モリカワ中島啓太が初日のラウンド後、用具使用契約を結ぶテーラーメイドゴルフ主催のレッスンイベントに登場した。ワールドクラスの多彩な技を披露し、2人を一目見ようと集まった大勢のギャラリーを沸かせた。

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約30分にわたって行われたイベントの前半は、打席から10、30、50yd先に設置されたカゴを狙って交互にショットを打つアプローチ対決が行われた。また、低弾道ショット「スティンガー」で、15yd先に設置された高さ約2.5mのテープの下を通すチャレンジも実施され、2人とも一発で成功させた。

後半はギャラリーの質問や悩みに対して2人が答える時間が設けられた。モリカワはスイングの特徴の一つでもある、ゆっくりとしたテンポのテークバックの理由を問われると、「クラブを振り下ろす時に自分の理想とするポジションに持っていけるようにリズムを取ることを大事にしている。その結果、自然にあのスピードになる」と自身の理論を丁寧に説明した。

「飛距離を出すために気をつけていることは?」というゴルファーの“永遠の課題”とも言える問いに対して、中島は「飛ばそうと思うことは大事だけど、力が入ってしまうのはダメ。力を入れずにクラブを使って飛ばすことを考えるのと、あとはテーラーメイドのドライバーを使ってください」と商品PRを織り交ぜながら笑顔で答え、契約プロとしての仕事をキッチリとこなした。

中島は今年、世界アマチュアランキング1位で「マスターズ」「全米オープン」「全英オープン」と3つの海外メジャーに出場したが、いずれも予選落ちに終わった。プロとしてさらに上のステージを目指す22歳へ、先輩が大舞台に臨む際の心構えを伝授する場面も。

「メジャーを特別視しないこと。僕のメジャー初優勝(2020年全米プロ)は無観客だったので、練習ラウンドのような感覚でいつも通りのゴルフができたのがラッキーだった。メジャーだからといって特別な力を入れずに、とにかく自分のやり方やルーティンを早く見つけて、それをどの試合でも継続的にやり続けることが大事」。2つのメジャータイトルを持つ25歳の言葉には、何より説得力があった。(千葉県印西市/内山孝志朗)

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