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比嘉一貴は賞金ランキングトップで大一番 「リードしていける存在に」

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(12日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

「去年は苦しい結果になってしまったけど、今年は状態もいいし準備もしてきたので非常に楽しみ」。前年大会は57位と苦杯をなめた比嘉一貴だが、今年は違う。ここまでの国内ツアー出場17試合で3勝を挙げて、賞金ランキングトップで大一番に臨む。

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昨年は寒さに加え、PGAツアーのコースセッティングにも苦しめられたという。「距離が長くてティショットで苦労した部分があった」と振り返るが、「今年はティショットも安定しているし自信を持って打てる」と前向きに話す。

それでも、前年同様の深いラフ、硬いグリーン、距離の長さなど今年も変わらず立ちはだかる。10ホールあるパー4のうち半分は480ydを超えるなど、タフなセッティングへの苦手意識はまだ完全には拭いきれていない。「正直、しんどい。480ydを超えるようなパー4は日本ツアーだと1試合で1つか2つくらい。ここまで18ホールの中で多くを占めることはなかなかない」と声のトーンが下がる。

普段バッグに入れている4IをUTに入れ替えて高さで止められるクラブセッティングに変更するなど、できる限りの対策はしてきたが、「ラフに入ってしまうと僕のパワーではグリーンに持っていくことすら厳しいので、長いクラブをいかにフェアウェイから打てるようにするかが大事」と警戒する。

今季ここまでのトータルドライビング(ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位)はツアー全体で12位。「飛距離を出すために振りたくなるだろうけど、そこはグッと堪えて。周りのPGAのトッププロは飛ばすと思うので、それにつられずに自分のゴルフを貫く」。好調のティショットを維持できるかが上位進出への鍵となりそうだ。

日本ツアーの代表として臨む今週は、強い気持ちを胸に4日間を戦い抜く。「日本で開催する以上は、JGTO(日本ゴルフツアー機構)に普段出ている選手が活躍することでJGTOのレベルが上っているということをアピールしたい。JGTOの選手の中でリードしていける存在になれたら」と闘志を燃やした。(千葉県印西市/内山孝志朗)

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