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ド緊張でも「夢のような時間」 岩崎亜久竜は松山英樹との練習に感激

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(11日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7079yd(パー70)

練習ラウンドとは思えないほどの大ギャラリーに見られることよりも、隣にいるスターのオーラに圧倒されそうになった。松山英樹と練習ラウンドを一緒に回った岩崎亜久竜は「松山さんはテレビでしか見たことがない存在だったので、試合以上に緊張しました」と笑いつつ「夢のような時間でした」と全身から喜びがあふれた。

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賞金ランキング9位と奮闘して初めてPGAツアーの切符をつかむと、24歳の若者らしく貪欲に動いた。松山と同学年で交流があるコーチの黒宮幹仁氏を通じて練習ラウンドを依頼した。

スイングスピードや巧みなアプローチに驚いただけでなく、「本番を想定して同じプレッシャーをかけているというか、同じくらいの集中力でプレーしていた。日本では見たことがないレベル」。心構えの段階から明らかな違いを感じたと振り返る。それでも、17番では残り180ydほどのセカンドを放り込んで松山からも拍手をもらい「気持ち良かったです」と声を弾ませた。

将来的なPGAツアー挑戦を目指す上で、日本開催ながら最高峰のセッティングを体験できるのもうれしい。「ラフがホントに違いますね。全部ティイングエリアの方に(芝)目がいっていて、(芝が)立っている。(日本ツアーだと)こんなに立っていない。入ったらスッポリ埋まっちゃう感じで、グリーンに乗せるのが難しい。フェアウェイを捉えないとチャンスはないかな」。夢のような一週間は始まったばかりだ。(千葉県印西市/亀山泰宏)

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