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新たに「全米オープン」出場への切符を掴んだ選手たち

いよいよ来週に迫った「全米オープン」。月曜日、会場のオークモントをトッププロが訪れている。2002年以来のタイトルを狙うタイガー・ウッズ。タイガーの「ライダーカップ」のチームメイト、J.J.ヘンリー。ディフェンディングチャンピオンのジェフ・オギルビーは、「ザ・メモリアルトーナメント」で9位タイと好調なまま、タイトル防衛戦を迎えそうな気配だ。そしてアダム・スコットも先週5位タイと波に乗って、メジャーに臨むことになりそう。
PGAツアーの今シーズンメジャー2戦目となる「全米オープン」に備え、ビッグネームがチューンアップをはかっている。

一方で、その「全米オープン」出場を目指す選手が、月曜日の予選会に臨んだ。14箇所で行われた36ホールの大会で80人の選手がオークモントへの切符を手にしているが、「ザ・メモリアルトーナメント」でプレーした多くの選手が出場したのは、24人にチャンスがあるオハイオ州コロンバスの2次予選会場。

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143人が出場し「全米オープン」出場を決めた24人の中には、「ザ・メモリアルトーナメント」で単独2位につけたライアン・ムーアも入っている。ムーアはトータル5アンダーで予選を突破。同じくバッバ・ワトソンも5アンダー。2006年のネイションワイド・ツアーの賞金王、ケン・デュークは4アンダー、「ザ・プレーヤーズ」で最後に自滅しなければ「全米オープン」出場を決めていたショーン・オヘアーは1アンダーで、出場権を確保している。

ラリー・ネルソンは、83年にオークモントで見事なプレーを見せた。70ホール目に20メートル近いバーディパットを沈め、ディフェンディングチャンピオンのトム・ワトソンを倒したネルソンは、メジャー通算3勝のうち、2勝目をマーク。
59歳のネルソンは、思い出のオークモントに戻るため、自身が住むジョージア州マリエッタからおよそ50キロのところにあるホークス・リッジGCで予選会に臨んだが、トータルイーブンパーで出場権を手にすることができなかった。

ホークス・リッジGCでは36人の中から3人が予選突破となったが、そのうち2人はアマチュアの選手。トップタイにつけたリー・ウィリアムズは「ウォーカーカップ」に2回出場、ネルソンと一緒に出場を果たせなかったマット・クーチャーは「全米オープン」に5回出場しているが、98年に初出場で14位タイに入った後、予選通過はない。

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