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松山英樹が首痛でプレーオフ初戦を欠場 第2戦での復帰目指す

◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 事前情報(10日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7243yd(パー70)

松山英樹が開幕前日、首の痛みにより大会の欠場を決めた。次週のプレーオフ第2戦「BMW選手権」(デラウェア州ウィルミントンCC)、翌週の最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)を見据えて治療と休養に努める。

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オフにした前週4日(木)の朝に痛みを発症し、不安を抱えたまま8日(月)に会場入り。前日9日(火)は大事をとって、9ホールのコースチェックをショートゲームの練習にとどめていた。この日午前に予定されていたプロアマ戦のスタート前、ドライビングレンジでショットを始めて20分ほどで練習をやめ、その足で大会本部へ欠場を届け出た。「きょうフルスイングができたら、あした(大会初日)まで様子を見ようと思っていたが、ウェッジを振る段階で痛かった」と負傷の度合いを説明した。

松山は今年3月に同じく首の痛みで戦列を離れ、満身創痍で連覇のかかった4月の「マスターズ」に臨んだ経緯がある。「あのときは肩甲骨まで痛かった。今は首だけで収まっている」としながら、「でも3月のことがあるので。症状は違うが、今週プレーして同じことになったらダメだなと」とシーズンの最終局面を考え、無理をしなかった。

「ゴルフの状態が良いので悔しい」と唇をかむ。「ただ、この感覚を崩してまでやる必要はないかなと思う。過去に何回もこんな状態でやってゴルフを崩してしまったことがある」。昨年、当地で行われた大会ではプレーオフの末に2位と好相性のコースを、無念の表情で去った。(テネシー州メンフィス/桂川洋一)

2022年 フェデックスセントジュード選手権



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