「ロケットモーゲージクラシック」スコア一覧
2022年 ロケットモーゲージクラシック
期間:07/28〜07/31 場所:デトロイトGC(ミシガン州)
「ずっとプッシュ」小平智はパットで後退 ラスト1試合で逆転シード入りなるか
◇米国男子◇ロケットモーゲージクラシック 2日目(29日)◇デトロイトGCミシガン州)◇7370yd(パー72)
小平智は2バーディ、4ボギーの「74」で通算イーブンパー104位となって予選落ちを喫し、次週レギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」(ノースカロライナ州セッジフィールドCC)に逆転シード入りの望みを託すこととなった。
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午前6時56分の早朝スタートで2番から3連続ボギーが先行。「パターが全くダメ。最初は、ずっとプッシュしていた」とグリーン上の苦戦が出足を鈍らせた。フェアウェイキープ失敗は4ホール。シーズンを通して高水準をキープするショットの安定感とは裏腹に、パットのスコア貢献度は初日「+0.602」(56位)から「-4.325」(151位)と大幅に悪化した。
「原因が分からないまま、ズルズルいってしまった」。アライメントに修正を加えて徐々に感覚が上向いたのは、プレーも終盤に差し掛かったタイミングだったという。
シード返り咲きのフェデックスカップポイントランキング125位、準シード扱いとなる同150位の圏外で迎える次週のラスト1戦。今季稼いだ181.577ptは、今大会スタート時の125位シュテファン・イェーガー(ドイツ)とは136.309pt差。次戦を単独4位フィニッシュ(135pt)でも届かない計算となり、一発逆転でのフルシード獲得のためには現段階で3位タイには入る必要がある。
29日に公表されたポイントレースのリストでは、同日に開幕した新リーグ「LIV招待」第3戦に出場したジェイソン・コクラック(40位)、チャールズ・ハウエルIII(99位)といった名前が残されたまま。是が非でもクリアしたい150位のラインが、より近づく可能性もある。