バッバ・ワトソンが新リーグへ ※撮影は2022年「マスターズ」

◇LIVゴルフシリーズ◇LIV招待 ベドミンスター 初日（29日）◇トランプナショナルGCベドミンスター（ニュージャージー州）◇7591yd（パー71）

サウジアラビアの資金を背景にした新リーグ「LIVゴルフ」は29日、メジャー2勝のバッバ・ワトソンの加入を発表した。故障で戦列を離れており、9月2日開幕の「LIV招待」第4戦（マサチューセッツ州ザ・インターナショナルGC）から12チームのうち1つの“オフコースキャプテン”として参戦。回復後に選手としてプレーする。

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43歳のワトソンは2012、14年に「マスターズ」で優勝した。通算12勝を挙げているPGAツアーでは3勝をマークした2017―18年シーズンを最後にタイトルから遠ざかっている。今季は個人でのトップ10入りがなく、5月の「全米プロ」を最後に、手術した右ひざの影響で離脱した。

ワトソンはこの日のインタビューで、10月半ばに打ち込みを再開し、100%の状態に戻るまでに数カ月かかることを明かした。2023年からのプレーが見込まれる中、「プロゴルフの新しいコンセプトの一部になれることがうれしい」とコメントした。

LIVゴルフのCEO、コミッショナーのグレッグ・ノーマン（オーストラリア）は「またひとりメジャー王者が加わる。素晴らしい加入になった。彼のゴルフはLIVゴルフブランドに相応しいパワーと革新性、興奮を兼ね備えている。リスクを恐れず世界最高峰で名前を確固たるものにしてきた。このリーグに新しいエネルギーと観客を呼び込んでくれることを強く願っている」と喜んだ。