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デシャンボーが左手首を手術 復帰は6月「全米オープン」か

PGAツアー8勝のブライソン・デシャンボーが14日、米オハイオ州の病院で骨折した左有鉤(ゆうこう)骨の手術を受けた。同選手がツイッターで報告した。

2月のアジアンツアー「サウジインターナショナル」に参戦したデシャンボーは、卓球に興じていた際に大理石の床で滑って転倒。同試合を棄権し、左手と股関節の故障でツアーを離脱した。3月「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」で1カ月半ぶりに復帰し、前週の今季メジャー初戦「マスターズ」まで3週連続で出場していた。

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ツイッターには左腕を固定しつつ、右手でサムズアップのポーズを作る写真を投稿。「手術は世界的に有名な外科医であるトーマス・グラハム医師によって行われ、成功しました」とメディカルスタッフへの感謝をつづった上で手術に至った経緯にも触れた。

「チーム、グラハム医師とともに経過を観察し、マスターズを含む直近3大会はけがを押してプレーしようとしましたが、本来は外科的治療を必要とするものでした。骨折による不快感が続くことでグリップやスイングに異変が生じ、トップレベルでは戦えない状態になっていました」

今後について「安静にして回復に努め、2カ月後には最高峰の舞台で戦えるように頑張ります」と展望を示し、5月19日に開幕する「全米プロゴルフ選手権」(オクラホマ州サザンヒルズCC)は欠場が濃厚。約2カ月後の6月16日には2020年大会を制した「全米オープン」(マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ)が開幕する。

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