松山英樹は11打差14位後退で連覇厳しく 世界1位シェフラーが首位キープ
2022年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
スミスはウッズ以来、スコット以来の快挙に挑戦「みんな、早起きして」
◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72)
初のメジャータイトル、グリーンジャケット獲得に最も近い2人は、いずれも目下絶好調と言っていい。首位は2月以降に3勝をマークしている世界ランク1位のスコッティ・シェフラー、3打差2位から追うのは“第5のメジャー”「ザ・プレーヤーズ選手権」を含め年内に2勝を挙げているキャメロン・スミス(オーストラリア)だ。
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2日目からの強風に加え、この日は寒さも脅威になった。「一日中、ハンドウォーマーで手を温めていたけれど、正直言って意味がなかった」というコンディションは平均スコア「74.57」。フィールドで唯一の60台、スミスの「68」は“異次元”でしかない。「西からの風はほとんどのホールで横風になる」と慎重に風を読み、パー5の4つをすべてバーディにするそつのないプレーに徹した。
2日目の「74」から挽回し通算6アンダー。同一年度に「プレーヤーズ」と「マスターズ」を勝ったのは2001年のタイガー・ウッズだけで、2013年のアダム・スコット以来のオーストラリア勢の優勝がかかる。「あしたもベストスコアが必要だろう」とアグレッシブな姿勢を貫くつもりだ。
「記憶の限り、ずっとテレビでこの試合を観てきた」。勝負の行方が決まるのは母国の朝方になる。「みんな早起きしてくれて、僕がバーディをたくさん獲れたら」。最終日最終組のマッチレースは10日午後2時40分(日本時間11日午前3時40分)に始まる。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)
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