午前中にコースに姿を見せた松山英樹

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 事前情報(30日)◇TPCサンアントニオ（テキサス州）◇7494yd（パー72）

松山英樹が首痛を理由に開幕前日のプロアマ戦を棄権した。3月初旬に痛めた患部付近に痛みを覚え、スタート前にキャンセル。31日（木）に始まる本戦出場を目指す。

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イン9ホールでのプレーが予定されていたこの日、松山は午前8時過ぎにコースに姿を見せたが、練習は行わず、クラブ担当者と打ち合わせをして宿舎に戻った。状態について「大丈夫そうだと思うんですけどね。大丈夫だと信じて休みます」と気丈に話し、「まあ、仕方がないです。治療して、たぶん良くなると思うので」と回復を望んだ。

今大会は3月の「アーノルド・パーマー招待」以来、4週ぶりのツアー復帰戦。連覇がかかる「マスターズ」（ジョージア州オーガスタナショナルGC）を次週に控える中、調整ぶりが注目されている。当地での開幕3日前からの練習では順調な回復をうかがわせたが、思わぬアクシデントに見舞われた。

前日までの練習を「特別多かったかと言われれば、普通。ショット（練習）がきのうはちょっと多かっただけ」と振り返る。練習を再開させた矢先の痛みに失望感を漂わせながら、「ここでひどくなったらプレーできないと思うので。試合でなくて良かったなと思います」とマスターズも見据えて大事を取ったことを強調した。（テキサス州サンアントニオ／桂川洋一）