アーノルド・パーマー招待 最終スコアの一覧
2022年 アーノルド・パーマー招待byマスターカード
期間:03/03〜03/06 場所:ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)
4人だけのアンダーパー締め 松山英樹30歳初戦の光明は
◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待 最終日(6日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)
松山英樹は6バーディ、4ボギーで今週初のアンダーパーとなる「70」をマークし、通算3オーバー20位と大きく順位を上げて30歳初戦を終えた。
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58位スタートの最終日は午前8時25分と朝のティオフながら、すでに風も吹きつける難コンディション。フェアウェイからのセカンドをグリーン右手前のバンカーに入れてガックリと肩を落とした1番でボギー発進も、3番で11mを流し込むバーディ。4番(パー5)も奥のカラーから6mを沈めて2連続とし、6番(パー5)も3打目を絡めて獲った。
首から肩にかけての不安は完全には消えていない様子だが、スイングの力感は増し、ティショットの内容には随所で充実もうかがわせた。左サイドにウォーターハザードが広がり、5Wでのレイアップが基本プランだった後半11番は1Wを選択してフェアウェイをとらえ、12番(パー5)もドローボールをフォローの風に乗せてバーディにつなげた。
難関ベイヒルはこの日もフィールド平均スコア「75.481」とオーバーパーを記録。77選手のうち日曜日をアンダーパーで回ったのは松山を含めて4人しかいなかった。
現在取り組むスイングを踏まえ、初日終了時に「ショットが変わってきているので、アプローチも(少しフィーリングが)変わってしまったのかなって感じはある。そこをつなげられるように」と課題を口にしていたショートゲームに関して、スタート前のウォーミングアップ中にプロコーチのピート・コーウェン氏と話し込む場面もあった。
まずはフィジカル面を整え、“第5のメジャー”と称される次戦「ザ・プレーヤーズ選手権」へ乗り込みたい。(フロリダ州オーランド/亀山泰宏)