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2020年 全米オープン
期間:09/17〜09/20 場所:ウイングドフットGC(ニューヨーク州)

金谷拓実は単身「全米オープン」へ フライト中は英会話の勉強?

17日(木)開幕の「全米オープン」(ニューヨーク州ウィングドフットGC)に出場する金谷拓実(東北福祉大4年)が11日、渡米前に都内で会見を行った。世界ナンバーワンアマチュアとして臨むメジャー。「自分のベストを尽くして結果を残したい」と大会のローアマのみならず、上位進出を目指して意気込んだ。

すべてのアマチュアの最高栄誉である「マーク・マコーマックメダル」を前日(日本時間)10日に日本人として初めて受賞した。「2年前くらい前からランキング1位を目標にして練習していた。実際に大きな賞をいただいて、うれしく思います」。“授与式”は全米オープン期間中に行われる可能性もある。「まだ把握していないんですけど、行ってから何かあったら楽しみです。できるだけ英語でインタビューにも答えたい。これから飛行機に乗るので(英会話を)練習したい」と笑った。

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今後のキャリアを輝かせる快挙にも、「周りにはそう見る方もいるが、自分はやるべきことをやるだけ。もっともっと高めていきたいと思っています」と浮き足立つ様子はない。東北福祉大入学後は、過去に同じアマランク1位になった松山英樹と「比べられることも多かった」という。先輩が得られなかった賞を手にしても「松山さんはまだ上の存在。プレッシャーになることよりも、もっと練習しなくちゃと思う」と目標はそう変わらない。

全米オープンのコースは過去の映像資料などを見て勉強している。前回ウィングドフットGCで行われた2006年大会は、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)の通算5オーバーが優勝スコアだった。「ラフに入ると“0.5打”スコアを落とすセッティング。とにかくフェアウェイに運んで、良い位置からピンを狙いたい」

コロナ禍での渡米については「出場が決まったときは学校の渡航禁止(令)も出ていて、本当に行けるのかと思った。挑戦できる環境を与えていただいて、関係者の方に感謝しています」と障壁がなくなったことを喜んだ。

昨年の「マスターズ」、「全英オープン」に続く3大会目のメジャー出場は、日本人男子アマとしては史上最多になる。単身で渡米し、現地をよく知るコースのメンバーをキャディに起用するつもり。

「予選を通過して、ローアマチュアを獲ることが目標。でもメジャーも3大会目。渋野(日向子)選手がメジャーで優勝して、畑岡(奈紗)選手も米国で勝っている。自分も出る試合はすべて優勝を目指したい」。同い年の選手たちの刺激も胸にたくましくプレーする。(編集部・桂川洋一)

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