2026年 日本女子オープンゴルフ選手権

「うれしいです」アマチュアの荒木七海 姉・優奈に“完勝”のツアー自己ベスト6アンダー「64」で首位発進

2026年 日本女子オープンゴルフ選手権 初日 荒木七海
荒木優奈の妹・七海が首位発進

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 初日(1日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)◇晴れ(観衆5944人)

午前スタートで6アンダー「64」をマークした荒木七海の表情は崩れっ放しだった。「すごい!」と口火を切って「ショットがすごく良くて、ほとんどラフに行ってない。もうちょっとバーディが取れそうな感じでした」と勢いよく話す。アマチュアでツアー出場9試合目で初の首位発進。通算20ラウンド目、それも国内メジャーで初のボギーなし。7月「大東建託・いい部屋ネットレディス」初日に「67」でマークした“一日5アンダー”のツアー自己ベストも更新した。

そんな収穫十分な一日に、個人的な喜びがある。2オーバー「72」だった姉・優奈に「勝ちましたね」と振られると「はい!」。同じツアー競技出場5試合、9ラウンド目で“対戦成績”は9戦3勝目。「いつもほとんど負けてるんで、うれしいです」と声のトーンが上がった。

2026年 日本女子オープンゴルフ選手権 初日 荒木七海
初のナショナルオープンの緊張より、気持ちは最終プロテストに

2歳上の姉は年間ポイントランキング4位の一流プロ。宮崎・日章学園高3年で初挑戦した昨年の最終プロテストで4打及ばず合格を逃し、冬休みに熊本の実家に戻るとゴルフの練習に打ち込む姉の姿を見た。「友人と遊びほうけていた」という自分を反省させてくれた。「技術的なことを教わっても、姉は感覚派でわからない」と軽くディスりつつも、目指す背中であることに変わりはない。

幸いなことに、ナショナルオープン初出場という気負いはなかった。「今は気持ちがプロテストに行き過ぎて、そわそわしていて。(日本女子オープンということを)何も考えず“いいスコアを出したら、自信がつく”という思いだけです」。頭にあるのは、2年連続2度目の挑戦となる最終プロテスト(11月3~6日/茨城・静ヒルズCC)だけ。後半の5番(パー5/532yd)ではティショットを「いけそうな気がして」予定の3Wから1Wに変更し、残り234ydから3Wで4mに2オンさせてイーグルも奪取した。攻めの姿勢を見せながら、残り3日。「優勝?そうなればラッキーですけど、狙ってできるものじゃないです」。浮かれず、必死に上位戦線に食らいつく。(兵庫県宝塚市/加藤裕一)

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