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母国スペインを心配も ジョン・ラーム「もっとも長いオフだった」

◇米国男子◇チャールズ・シュワブチャレンジ 事前情報◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)

新型コロナウイルスが猛威を振るったスペインだが、ジョン・ラームは母国にいる家族とは遠く離れ、妻と2人で米アリゾナ州にある自宅に残っていた。「最初の2、3週間は毎日家族とたくさん話をしていたよ。スペインでの感染拡大は本当に早くて、家族の誰もが感染者や入院した知り合いがいるような感じだった」

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家族のことをとても心配していたというラームだったが、救われたのはみんなが明るい性格だったことだ。「父と話をしたら、彼は最後に自宅で朝、昼、晩の3食を食べたのがいつだったか思い出せないと言っていた。たぶん、親と一緒に住んでいた子供の頃以来なんじゃないかな。それから、トライアスロン選手のいとこは、自転車選手である彼の父と交代でフィットネスバイクを漕いでいると言っていた。(インターネットに接続した)ペロトンではないので、ベランダの窓から外を眺めて、それを1日数回やっていると言っていた。でも、総じてみんな楽しそうだったよ」

幸い身内に感染者は出なかったというが、アメリカにいたラーム自身も、ステイホームを実行し、じつに7週間もゴルフクラブを握らなかった。一方で、普段から活動的なラームは、週に5、6度のトレーニングを日課として、前向きな精神状態を保ったという。

「練習を再開した時、最初の7球はシャンクをしないようにすることが課題だった。それができたら、球にきちんと当てるようにして、徐々に身体のサビを落としていったんだ」。大会の10日ほど前から、コースでのラウンドを増やしていった。

アリゾナ州立大に在学中、ラームは年間最優秀大学生選手に贈られるベン・ホーガンアワードを史上初めて2連続受賞した経歴がある。「3カ月も試合をしなかったことなんて、競技を始めてから最も長いオフだから、なにかを期待するかなんて難しい。だけど、これまでにもここで良いプレーをしてきたし、良い雰囲気を今週にもつなげたいね」と、ホーガンの歴史が息づくコロニアルで、世界が注視する再スタートを前に意気込んだ。

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