松山英樹、“焦りと楽観のあいだ”のスコッツデール
新たな男子ツアー構想「プレミアゴルフリーグ」 PGAツアーの反応は?
2020/01/29 18:45
2022年以降に新たな男子ゴルフツアーが誕生する可能性が浮上した。英国を拠点にする組織「ワールドゴルフグループ」は、米国および欧州など既存の主要ツアーとは別に「プレミアゴルフリーグ」を新たに立ち上げる構想を前週明らかにした。
構想では新ツアーは年間18試合を行い、トータルの賞金総額は2億4000万ドル(約262億650万円)の規模を誇るという。各大会のフィールドは48人とし3ラウンドで争う。現在の一般的な予選カットは用いない。また、個人戦に限らずチーム戦などバリエーションに富んだ争いを実施する考えだ。
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前週の米ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」の会場、トーリーパインズGCで行われた選手ミーティングでも関係者のあいだで話題となった。
「ESPN」によると、PGAツアーの最高責任者ジェイ・モナハン氏は27日(月)、選手らに向けて「もし2022年またはその前後でこの計画が現実化すれば、PGAツアーメンバーはこのままメンバーであることを続けるか、新しいシリーズ(ツアー)でプレーをするかの決断をしなくてはいけない」とメールに記したそう。
世界ランキング1位のブルックス・ケプカとダスティン・ジョンソンらは時間をかけて判断していく必要があるとし、同2位のロリー・マキロイ(イングランド)は新ツアー計画がPGAツアーに新たな変化をもたらせると期待する一方で、「長きにかけて築いてきたものを失いたくない」と慎重に言葉を選んだ。そのほか、フィル・ミケルソンも「興味深い」とコメントするなど、今後の動向が注目される。
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