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米ツアーで初優勝を果たした、今田竜二の喜びの声

2007年の「AT&Tクラシック」、プレーオフでザック・ジョンソンに敗れた今田は、今年の大会前にその雪辱を果たしたいと、熱い胸のうちを語っていた。今年はプレーオフで勝つ結果となったが、果たして本人は雪辱を果たしたと感じているのだろうか?

今田竜二
「借りを返してもらった気分です。今日は、10番で2メートル半ぐらいのパットを沈めたのをきっかけにバックナインでは波に乗れました。その次の11番では、3メートル半のパットを沈めました。自分の名前がリーダーボードの一番上にあるのを見て、このまま最後まで行くんだと自分に言い聞かせました。17番でパーをセーブできたのも大きかったです」

記者
「プレーオフ1ホール目、18番の2打目は、2007年とほぼ同じ所からでしたね」

今田竜二
「ええ、プレーオフで池に入れたあのショットと同じでした。今年の方がライは良かったですが、場所はほとんど同じでした。ペリーがバーディを取ると思っていたので、なんとしても池を越えたかったのです」

記者
「このひとホールだけで天国と地獄を見ましたね」

今田竜二
「本当ですね。こんな経験はここだけです。今はまさに天国に居るような気分です。2007年は辛い思いをしただけに、喜びもひとしおです」

記者
「この優勝の持つ意味は?」

今田竜二
「それは、私がPGAツアーのチャンピオンであるという事です。子供の頃から憧れていたPGAツアーに出るために、14歳でアメリカに来ました。その夢が実現しただけでなく、優勝できたのですから、最高の気分です」

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