3位浮上の片山晋呉 「嫌だなあ」と思う相手は…
片山晋呉がゲームキャラになる真意とは
片山晋呉がゲームのアフレコに挑戦
家庭用ゲーム機ソニー プレイステーション3のゲームソフト『みんなのGOLF 6』にて、キャラクターとして出演することが決定し、ゴルフ業界の活性化のため新たな取り組みを行う片山晋呉。6月某日、都内でゲームに使う音声を収録(アフレコ)するとのことで急遽現場にお邪魔し真意を聞いてみた。
「幼いころからゴルフづけの毎日で、いままでテレビゲームをあまりしたことがないのですが、周囲からの反響を聞くかぎり“みんなのGOLF”のキャラクターとして出演することは相当凄いみたいですね。これを機にゲームをやってみようかなと思います。でも僕の場合は実際にプレーした方が上手いと思うんですけどね。
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自分のキャラクターがきっかけとなり、ゴルフを知らない、ゴルフをやったことがない人たちにプレーしてもらいたいです。これをきっかけにゴルフに興味をもってくれたらと思います」と、ゲームに出演する意図を語ってくれた。
片山と言えば、変わった練習器具を取り入れて練習してみたり、一風変わったパターを試合で使用したりと、“これはいい”と思ったことはとことんチャレンジするタイプ。ゴルフ業界を盛り上げたいという思いに対してもその姿勢は変わらない。2015年9月、自身がホストを務める『片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯』もその一環だ。
今大会は、スポンサー側、ホスト側、両者の思いである「海外で活躍する選手をサポートしたい」のもと、新しい取り組みで大会を行いたいということから非公式競技となっている。日本ではあまり馴染みのないマッチプレー方式を採用することで、プロゴルファーには海外の試合で通用するよう“勝ちたい”と思う強い心を身につけさせ、観客には毎ホール繰り広げられる選手たちの駆け引きをみることができるといった、普段のストロークプレーとは違ったゴルフの楽しみ方を提供している。
片山はテレビゲームと接したことで新たな発見があったと話す。「飛球線の映像とか、実際のテレビ中継で使えるんじゃないかな。海外ツアーの中継でも変わった映像で視聴者を楽しませてくれるし、ゲームからの技術が実際のゴルフ中継で表示させたらいいのになあ」と、終始ゴルフファンを増やすにはどうしたらいいのかを意識した発言が目立った。
「いろいろと新しい取り組みをしていますが、なにか行動を起こすことで新たな発見があり楽しいですね。これからもゴルフ業界が盛り上がるよう新しいことにチャレンジしていきます」とコメント。ゴルフのプレーだけにとどまらず、今後の活躍に注目したい。