ニュース

国内、アメリカ、ヨーロッパの最新ゴルフニュースが満載!

ニュースメルマガ

石川遼 “内心ヒヤヒヤ”の20勝目/年間女王決定!リモート会見で「申し訳ない」

2024/11/12 17:00

石川遼選手がツアー通算20勝目を達成! 内心ヒヤヒヤだったという最終ホールの内容とは? 国内女子では山内日菜子選手が今季初勝利。17番で決めたミラクルチップインは過去の失敗から学んだ成果でした。また予選落ちに終わった竹田麗央選手の年間女王が決まり、珍しい自宅からのリモート会見が行われています。そのほか、来季の米ツアー出場権獲得を目指す吉田優利選手の話題など、どれもお見逃しなく!

PICK UP NEWS

100点パットを呼んだ直前の“がっつき” 石川遼は20勝目も通過点に

100点パットを呼んだ直前の“がっつき” 石川遼は20勝目も通過点に

首位タイで迎えた最終18番パー5。バーディを獲れば優勝が決まるという状況で果敢に2オンを狙った石川選手のセカンドショットは「ちょっとダフった」のだそう。思わずヒヤッとしながらもなんとかグリーンをとらえ残り8m。17番でパットを1m以上オーバーさせていたことを踏まえ、ソフトタッチで30cmに寄せて大会最多となる4勝目を達成したのでした。

山内日菜子がフラッシュバックから決めた劇的チップイン

山内日菜子がフラッシュバックから決めた劇的チップイン

優勝争いの佳境で迎えた難関17番パー3。ティショットはグリーンを外したものの、奥のカラーにつけて及第点。ピンまで20ydという距離を含めたこの状況に、山内選手はふと「負けた時と同じだ…」と思ったのだとか。ショートしてボギーをたたき、惜敗した8月の苦い記憶。「ショートだけはしない」と自分に言い聞かせて放ったアプローチはカップに吸い込まれ、うれしいツアー2勝目を挙げました。

竹田麗央が初めての年間女王  “リモート”会見に「こういう形になって申し訳ない」

竹田麗央が初めての年間女王 “リモート”会見に「こういう形になって申し訳ない」

予選落ちで会場を去った後、年間女王タイトル獲得が決まった竹田麗央選手。地元・熊本からのリモート会見という形になってしまったことについて、「予選通過できなくて申し訳ない」と苦笑いで話しました。今季ここまで8勝という圧倒的な国内成績を引っさげて乗り込む来季の米ツアー。活躍を期待せずにはいられませんね。

米ツアー最高5位で“準シード”圏内浮上 吉田優利「来週の方が…」

米ツアー最高5位で“準シード”圏内浮上 吉田優利「来週の方が…」

大会初日に米ツアーで初めて首位に立った吉田優利選手。優勝争いのさなかでも「プレッシャーを感じることはなかった」と強心臓ぶりを発揮し、最後までくずれることなく5位でフィニッシュしました。ポイントランクは来季ある程度の出場が見込める100位まで浮上しましたが、1試合でも多く出場するために、次戦も上位を狙いたいところです。

新着記事一覧

LAST WEEK NEWS

国内男子:三井住友VISA太平洋マスターズ

石川遼選手の逆転優勝は、自身通算20勝目の大台だけでなく、2009年以来の賞金王へも可能性を残す大きな1勝でした。今週を終えて賞金ランクは5位に浮上。残り3試合で、1位平田憲聖選手とは約3081万円差となりました。「まじですか(笑)。僕の名前なんか、誰も考えていなかったと思う」と本人もビックリしていました。金谷拓実選手も今週10位で平田選手との差を668万円に縮め、3位に木下稜介選手、4位今平周吾選手と強豪ぞろい。残り3試合、賞金王レースがより白熱しそうです。(谷口)

国内女子:伊藤園レディスゴルフトーナメント

笠りつ子選手は同郷の上田桃子選手がツアーから撤退することについて「寂しいけど、いつか終わりは来ますので…」と少し名残惜しそうに話しました。小学4年生の頃に坂田塾で出会い、「その時からあのままで、何も変わってない」。自身も4日に37歳の誕生日を迎えましたが、「第二のステージをどうしようか気になります」。大会を8位で終えて年間レースは57位から55位に上がりました。まずは残り1試合でのシード圏内(50位以内)を目指します。(松島)

米国女子:ロッテ選手権

160円台だった一時期を思えば円安も少し落ちつきましたが、それでもまだ1ドル152円前後。加えて物価高が影響しているのか、ホテルの駐車場代は58ドルと高騰しており、早めにハワイ入りをした畑岡奈紗選手も「1.5Lのオーガニックのオレンジジュースが13ドル!アサイーボウル1個を母とシェアして、カフェラテ2つで28ドルとか。試合じゃなかったら来ない…」。リゾート地であることを痛感します。(石井)

PICK UP PHOTO

ピックアップフォト

“小さな応援団”の後押しで畑岡選手もテンションUP⤴️

フォトギャラリー

NOTE

編集後記

2007年、当時高校1年生になったばかりの石川遼選手の初優勝は衝撃的でした。まだ筆者はGDOに入社する前で、ゴルフにもそれほど関心がなかったのですが、テレビのニュースで大きく取り上げられていたことを覚えています。強さと“華”を持ち合わせた石川選手は、日本ゴルフ界において特別な存在なのだと今回の優勝であらためて感じました。(熊野)

武田涼花

Edited by : 武田涼花
instagram : @i_am_golfholic

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!