微笑みの国から来て5年 ポラニ・チュティチャイを紹介します
2016年 UL インターナショナルクラウン
期間:07/21〜07/24 場所:メリットクラブ(イリノイ州)
小さな身体の最年長 初出場チュティチャイ、チームでの役割は?
米国女子ツアーの8カ国・地域対抗戦「ULインターナショナルクラウン」にタイ代表として初出場するポラニ・チュティチャイ。「とっても誇らしい気分だけど、たくさんの人が良いプレーを期待しているから、ちょっと緊張している」と、開幕前日に心境を打ち明けた。
今年、日本ツアーで初優勝を果たしたが、タイチームの中での世界ランキングは一番下の169位。最年長の30歳だが、今季大ブレークしたアリヤ・ジュタヌガン(世界ランク6位、20歳)とその姉モリヤ・ジュタヌガン(77位、21歳)、米ツアー経験の長いポルナノン・ファトラム(34位、26歳)らに混じると、その小さな身体は一層小さく見えてしまう。
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それでも、プレー自体に不安はないという。今週の舞台、メリットクラブを練習ラウンドでプレーして感じたのは「フェアウェイがすごく広い」ということ。チームメートにそれを伝えると「(米国では)これが普通だよ、って言われた」という。「だから、ちょっと簡単にプレーできるかな」と、にっこりと微笑んだ。
初日はアリヤと組む。「彼女はバーディをたくさん獲れるから、私がパーを獲れば安心してプレーできると思う」と、やるべきことは分かっている。対するのは日本チームの渡邉彩香と鈴木愛だ。もちろん、日本ツアーでプレーするチュティチャイから、チームメートにある程度の情報は伝えた。「渡邉さんは飛距離があるとか(笑)」。
今回が初めてのマッチプレーというチュティチャイは「結果はあまり考えないで、楽しんでやりたい」と、静かに意気込んだ。(イリノイ州リバティビル/今岡涼太)
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