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日本勢は22年ぶりにトップ10に入れず

国内女子ツアーが特別公認する米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」はアン・ソンジュ(韓国)が三つ巴のプレーオフを制してツアー通算20勝目を飾った。日本勢は通算11アンダーで終えた穴井詩鈴木愛西山ゆかりの12位タイが最高位で、同大会では22年ぶりにトップ10入りする選手がいなかった。

日本と米国のツアーを兼ねるこのトーナメントで日本勢が上位10位タイを逃したのは、ライオンズカントリー倶楽部(兵庫)で行われた1993年大会(前身の東レジャパンクイーンズカップ)大会以来。2006年に会場が近鉄賢島CCに移ってからは初めてのこと。

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冷たい雨に見舞われた最終日に「68」をマークした穴井は、出だしの1番(パー5)で残り75ydの3打目をSWでカップインさせイーグル発進。初日の「73」が悔やまれたが、2日目は「64」と、週末に巻き返しを見せた。それでも「これだけ上位を(米ツアー選手に)占められるのは悔しい」と唇を噛んだ。

大山志保は最終日「72」でプレーして22位フィニッシュ。米ツアー参戦経験のあるベテランは「USの選手のレベルは高い。私も含めて、日本の選手は全然通用しなかった」と肩を落とした。改めて感じたのはショートゲームの精度の差だという。「このコンディションの中でもスコアを伸ばしてくる。メンタルもガッツがあって粘り強い。まだまだ日本のレベルは…と思ってしまう。頑張らないといけませんね」と“リベンジ”を誓っていた。(三重県志摩市/桂川洋一)

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