宮里藍はキャディ変更を決断 2年ぶりの国内メジャー出場へ
2014年 LPGAロッテ選手権
期間:04/16〜04/19 場所:コオリナGC(ハワイ州)
宮里藍 女性キャディとの再結成に「頼りになる」
米国ハワイ州のコオリナGCで16日(水)から4日間に渡り、米国女子ツアー「LPGAロッテ選手権」が開催される。今年で3回目を迎える今大会、その初代優勝者である宮里藍が開幕前日のプロアマ戦で18ホールをラウンドし、最後の調整を終えた。
今季開幕を前に、昨年まで8年間キャディを務めてきたミック・シーボーン氏とのコンビを解消した宮里。代わって開幕戦からケビン・フルウェリン氏がバッグを担いだが、6試合目となる2週間前の「クラフトナビスコ選手権」を終えた時点で、再びキャディの変更を示唆していた。
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そして今週から宮里を担当するのは、オーストラリア出身の女性キャディ、ターニャ・パターソン氏。カリー・ウェブの帯同キャディの夫人で、宮里とも気心知れた仲だ。パターソン氏は2006年の「全英女子オープン」(当時)で、夫人の出産に立ち会うため一時的に試合を離れたシーボーン氏の代理として、1試合だけ宮里のキャディを務めた経緯がある。「その時もすごくフィーリングが良くて、成績も確かトップ10ぐらいで終えていた」と宮里が回顧する通り、堂々の単独9位フィニッシュ。「この数日間はストレス無く良いリズムでやれている」と、久々ながらプレーヤーとキャディとしての関係も良好なようだ。
「体調もすごく良くて、ハワイに来るだけですごい元気になれる。コースは良く知っているし、あとは風。この数日間は吹いてくれているので練習ができていますし、自分としてはいい心構えができています」。好相性のハワイで、「すごく頼りになる」と話す新キャディとの再結成も追い風にしたい。
<宮里美香>
「体調はいいです。一週間早くハワイに入っているので時差ボケもだいぶ解消されました。ただ、練習から風がすごくてちょっとびっくりしています。その計算がいつも以上に大変かなと思うし、グリーンも芝が伸びると上りのパットが少し難しいかなと。風に持っていかれるパットも多いと思う。風をいかに攻略して、それができれば上位争いができるのかなと思います」
<上原彩子>
「風がとても難しいです。2日間練習して今日プロアマだったんですけど、今日も風が強くてクラブの選択がすごく難しかった。(沖縄とは違う?)いや、もうぜんぜん違います。イメージしていたよりぜんぜん強いです。(今の課題は)一番はパットです。手応えがあったところはあったんですけど、やっぱり4日間通してとか、まだ自分のモノにはなっていない。早く自信を持ってトーナメント挑めるように頑張りたいです」
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