開幕前日のプロアマ戦に出場した宮里藍。コーチのリン・マリオットが同伴した

14日（木）にアリゾナ州のワイルドファイアGCで開幕する米国女子ツアー第4戦「RRドネリー LPGA ファウンダーズカップ」に出場する宮里藍が、前日の13日にプロアマ戦に出場。ハーフのみラウンドする変則的な方式で行われ、イン9ホールをプレーして最後の調整を終えた。

月曜日から36ホールの練習ラウンドをこなし、プロアマ戦と合わせて計45ホールをプレー。体の状態については「大丈夫です」と改めて口にし、不安なく明日の開幕を迎えられそうだ。この日はメンタルコーチのリン・マリオットが同伴。「“すごく良い状態だと思う”と言ってくれたので、良かったです」と、コーチのお墨付きももらい表情も明るい。

＜＜　下に続く　＞＞

昨年大会は、最終日の最終ホールまでヤニ・ツェンと優勝争いを演じて1打差の2位タイ。周囲ではリベンジへの期待が高まる一方で、今週が事故からの復帰戦となる宮里の中では、また違った気持ちも混在している。

「またゴルフが出来ることにすごく嬉しいな、という気持ちがある。普段試合に出て全てが当たり前じゃない、って言うことを改めて確認できたことは良かったですし、自分にとってもまた今シーズン、どっちかっていうと初戦みたいな感じで出来ればいいなと思います」。ゴルフができる喜びを?みしめながら、初心の境地で明日のティオフに臨む。