有村智恵が知った、米ツアーのプレーペース
2013年 HSBC女子チャンピオンズ2013
期間:02/28〜03/03 場所:セントーサGC(シンガポール)
P.クリーマーは3位 開幕前の不安を払拭
米国女子ツアー「HSBC女子チャンピオンズ」最終日。首位を2打差で追ったポーラ・クリーマーは、一時首位に並ぶなど中盤まで優勝争いを演じたが、15番、16番で痛恨の連続ボギー。優勝に2打及ばず、通算13アンダーの単独3位で競技を終えた。
今週は、ゴルフ以外の話題でも注目を集めていたクリーマー。先週日曜日、タイで開催された「ホンダ LPGAタイランド」を終えて空港に向かう帰路で5台に渡る玉突き事故に巻き込まれ、首と肩を痛める災難。クリーマーの前方の車両に乗っていた宮里藍は、今週開幕前に大事をとって出場を回避し、クリーマーもプロアマ戦を途中棄権するなど、プレー面での影響が不安視されていた。
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初日から首を気に懸ける仕草を見せながらも、蓋を開けてみれば4日間を通じて堂々の首位争い。初日を終えて「ただ、プレーできていることを幸運に感じる」と話していたが、優勝まであと一歩に迫るほどの内容だった。
「私が期待した以上の結果が出た。優勝できるチャンスもあったし、気持ち良かったわ」と、敗者に悔しさをにじませる言葉は無かった。次戦は、1週間のオープンウィークを挟んで米国・アリゾナ州で開催する「RRドネリー LPGA ファウンダーズカップ」に出場予定。「首と肩がどのような様子かを見てから(開催地の)フェニックスに行く」と話した。(シンガポール・セントーサ島/塚田達也)
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