2024/11/21クラブ試打 三者三様
朴セリ、歴史的な一日を語る(6月8日)
2012/06/08
GDOEYE
2012年 全米女子オープン
期間:07/05〜07/08 場所:ブラックウォルフランチャンピオンコース(ウィスコンシン州)
14年前、ここブラックウルフランで「全米女子オープン」を史上最年少で制し、韓国に一大ゴルフブームを巻き起こした朴セリが、再びこの地に戻ってきた。
練習日、そんな朴から22歳のディフェンディングチャンピオン、リュー・ソヨンに送られたアドバイスは「練習し過ぎるな」という意外なもの。「“このコースでは練習ラウンドをし過ぎるな。過度の情報は頭をおかしくする”って言われて、とても興味深かった」とリュー。「とても納得したわ。私が最初にメディアデーでここに来たとき、今からほぼ一カ月前だけど、最初にプレーしたときはあまり嫌な感じはしなかったの。でもそれから、どんどんどんどん、コースが難しく感じてきて」。
リューは、1日9ホールずつのラウンドを2回だけ行い、本番に備えるという。「セリは、パッティングがとても重要だと言うの。だから、私はパッティンググリーンでスピードを合わせることに集中しました。それに、セリは“期待を低く持て”“これ以上コースでは練習するな”そして、“自分を信頼しなさい”と言うの。だから私はそうするつもり」。大先輩の助言を素直に受け入れ、リューは大会連覇の偉業に挑む。(ウィスコンシン州コーラー/今岡涼太)