「チャレンジャーなので失うものはない」 神谷そらは“リベンジ”の決勝進出
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 2日目(5日)◇リビエラCC (カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)
ペンシルベニア州ランカスターCCで行われた2024年大会、神谷そらはカットラインに6打及ばない通算14オーバー122位で予選落ちを喫した。「2年前は(予選カットに)かすりもせず落ちて。優勝争いを見ていた側だった」とメジャーデビュー戦はロープ内に残れなかった悔しさを味わった。
そこから2025年に国内ツアーで2勝を挙げて世界ランキング75位以内の資格でフィールドに戻ってきた23歳は、予選2日間を「72」「68」で回り、上位争いの2アンダーで週末を迎える。
午後スタートだった初日は「時間が経つにつれて肉眼でもわかるぐらいグリーン上はボコボコしていた」と強まる風も加わってタフなセッティングの中でプレーした。
「きょう頑張らないといけない」と意気込んだ2日目で堂々の60台でプレー。「グリーンも、ラフもちょっと初めての芝質で全然スコアの予想はつかなかった。がむしゃらに頑張ろうって思っていた」と好ショットを積み重ねた。
ラウンド中は物怖じしない様子でプレーしたが、「緊張はしていました」という。「米国の合宿とかでもお世話になっている方々やコーチから、スタート前に『リラックスしな。楽しんでいきな』っていう風に言ってもらえて。昨日よりもリラックスして臨めた」と心を落ち着けたのが力を発揮できた要因と見る。
初日“ビビり”ながら打っていたパッティングはしっかりとカップの向こうまで打ち切るなど弱気な一打は見せなかった。
ここ数年、坂詰和久コーチとともに取り組むスイング改造は今季の開幕時に50%の位置まで来た。最近は「取り組んでいることもこれまでと一緒で、もがいている時期には変わりないけど、自分の中でゴルフの形が見えてきた」。理想とするスイングがようやく近づいてきた感じはある。
4月メジャー「シェブロン選手権」(38位)に続き、ロープ内で戦える週末は「場所が変わっても一緒。チャレンジャーなので失うものは何もない。今までやってきたことが結果につながってきている。それは継続していきたい」と掲げた。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)